Archive for the 「 起業マインド 」 Category

オンラインゲームの課金は大別してサブスクリプションと呼ばれる定額制課金モデルと、アバターやアイテムの購入などでちょっとずつ課金が成されるマイクロトランザクションモデルと呼ばれるモデルの二つに分かれる。通常のMMORPGではまずユーザーはゲームソフトを小売店あるいはオンラインで買い求め、それを自身のマシンにインストールする。時には数GB というような莫大なサイズになるソフトは「ゲームクライアント」と呼ばれ、これをインストールした後にインターネットを通じてデータがアップデートされる。ユーザーは月に数十ドル(あるいは数千円)という金額を支払い、自身のアカウントを維持する。時にはゲームを有利に進めるため、あるいはより楽しみたいために複数のアカウントを所持する者もいるほどだ。しかしである、このモデルはシリアスゲーマーとう限られたパイを狙った過当競争により現在非常に成立しがたくなってきている。ここには人間にとっての普遍的な二つの制約要素の存在がある。それは時間と場所、である。実際にはこれに予算という相対的な三つ目の制約要素が加わり、消費者はこれらの許す範囲内でゲームをプレイすることになる。では実際に市場で何が起こったのだろうか。

実はシリアスゲームの市場を脅かしたのは、同じシリアスゲーム内の競合作品ばかりではなく、カジュアルゲームの台頭だったのである。これは先ほど述べた三つの制約条件を考えた際にカジュアルゲームのほうが遥かに有利だったからである。下記にカジュアルゲームの利点を簡単に述べてみよう。

<カジュアルゲームの利点>
iPhoneやiPodTouch、あるいは低スペックのコンピュータでも動く敷居の低さ
時間と場所を選ばずに携帯端末からプレイできること
ゲーム単価が非常に安い
マイクロ課金のほうが必要に応じて支払えるため固定費削減につながる
多くのゲームを並行して自分のペースで進めることが可能

これに対してMMORPGやFPSはシリアスにプレイしようとするとどうしてもチームでのプレイが必要となってくるので、ゲームというよりはリアルのサバイバルゲームに近い状態になってくる。大きな違いはみんなが集合する場所が現実の地図上の場所ではなく、バーチャルリアリティの世界であるということだけだ。チームプレイをするからにはメンバーが必要で、必然的に同じメンバーが毎日決まった時間に示し合わせてプレイするなどということが恒常的に行われるようになる。これは敷居が高いし、先行者利益が発生することも多いので後から参加する者にとっての心理障壁はどんどん高くなる。またチームでプレイすることから、チーム単位でゲームを乗り換えるということも頻繁に発生しており、ゲームパブリッシャーはゲームを楽しく導いてくれて活気をもたらしてくれる熱心なゲーマーを囲い込むのに躍起になっている。そのため宣伝にかかる費用もハリウッド映画並みの規模になってくるのだが、実際にどれだけのタイトルがコストを回収できたのかというと、恐らく片手で足りるほどしかないのではないだろうか。

そもそもゲームを取り巻く環境はこの20年間で本当に大きく様変わりしており、過去の常識が現在に通用しなくなることが多い。別の言い方をすればそれだけゲーマーという存在が流行に敏感であるということだから、ゲーム業界にいる者は必然的に顧客であるゲーマーの心理を理解することに血道を注いでいる。つまり、ゲーム業界にいる者の多くはゲーマーだということであり、これには経営陣とて例外ではない。実際に全社でゲームプレイを行うイベントなどを開催している会社も多い。こういう活動を通じて社内のビジョンを統一して、興奮を共有するのである。正しくこれらが実践されると経営者と最前線にいる開発者やQC(品質管理)、CS(顧客サポート)担当との間の心理的軋轢も少なくなるだろうことは容易に想像できる。では、出版業界においてこれは同じように機能しているだろうか。少なくとも電子出版において現時点で機能しているとは到底思えない。つまりそれだけ、日本の電子出版市場においてキャスティングボードを握っている人たちと市場の生の声の間に開きがあるということだ。それでは正しくビジネスが成り立つ訳がないことは子供にでも分かることだ、というかむしろ素直で流行に敏感な子供たちのほうが正しくビジネスを理解できるような時代になってきているのかも知れない。 続きはコチラ

移行してみました。すぐに分かるのはトップ画面の違い。

導入直後ということで数字がうまく反映されていないようだが。。。

Ning Plus移行後の管理トップ画面

Ning Plus移行後の管理トップ画面

アクティブなメンバーや人気コンテンツの動向をチェックできるようになっているようだ。

メンバーのコントロールについてはコチラにリンクが貼られている。(残念ながら和文なし)

あと、サポートについてのメニューが追加された。(落書きしてみた。このへんがMSペイントの限界か だって軽いんだもん)

サポート画面

サポート画面

まさにシンプルそのもののインターフェース、ところで「日本語での質問に対応しているのだろうか!?」
(続く)

新プランの簡単比較表がアップされてた

Ning新プラン比較

Ning新プラン比較

ツールバーに新たに追加されたGoogleウェブマスターツールに関する画面

Google Webmaster

Google Webmaster

ドメインマッピング画面 複数のドメイン転送に対応することになった!?

Domain Mapping

Domain Mapping

では早速どれかをまずはアップグレードしてみよう。出張前なので残りは後で考える。(一ヶ月の猶予がある)

予定通り11時にアップデートが終了した様子。まずは告知画面からだ。
下記は筆者が運営する有料会員制の電子出版SNSにログインした際の告知画面。

告知画面が出る

告知画面が出る

今後1ヶ月以内に管理者はMini、Plus、Proの三つのプランからどれか一つを選択する必要がある。

管理画面のメニューが変更になっている。

新しい管理メニュー

新しい管理メニュー

Search Bots (検索ロボット)メニューが追加

Search Bots (検索ロボット)メニューが追加

映画「ラストサムライ」で大活躍した友人のハリウッド俳優、小山田真さんが手がけているイベントが本日レドンドビーチで開催される。その名も全米武道祭 (United States Martial Arts Festival)
戦うイベントではないのだが、世界中に数千人もの弟子を抱えるような優れた格闘家のみなさんが集結するすばらしいイベントだ。最寄の方はぜひともご参加されたし!公式サイトはコチラ

United States Martial Arts Festival

United States Martial Arts Festival

日本人の武道家も何人も参加している。

ハリウッドの「侍」 小山田真氏と意力オフィスにて

ハリウッドの「侍」 小山田真氏と意力オフィスにて


意力は世界で「戦う」日本人を応援します!

無事にマンハッタン出張を終えて昨日LAに戻った。同日LAは今年一番の真夏日だったのだが、NYCの暑さと湿気にすっかりまいっていた筆者にとってはカリフォルニアのカラッとした気候が本当にありがたく感じられた。

今回の出張は作家以外の本業であるコンサルティング関連の業務だったのだが、なんとかライセンシング契約をまとめられたのでホッとした。アメリカでのビジネスの際に契約をまくのに苦労する方は多いと思う。多くの場合は普通に弁護士に相談して、多くのコストをかけるのだが弁護士はやはりビジネスの専門家ではないので、契約書としてWin-Winのところに落としこむのには毎回それなりの苦労が発生する。筆者の場合はコンサルという立場でクライアントの法務費用を極力抑えつつ、ビジネス的な観点で取りこぼしや過剰なリスクを負わないですむような支援をすることがある。その中には契約に関して発生するクライアントの支払い(ライセンシングの場合はロイヤリティー、それ以外の場合はフィーなど)を極力抑えるというものもある。結果的には大きくコストを下げることができる。(現在は本業ではないため、主に既存クライアントを対象にお手伝いをさせて頂いている)

今回のプロジェクトは世界でもかなり知名度のあるアーティストが絡むライセンス契約なので、また公にできるタイミングで商品の宣伝も兼ねて当ブログでも成果を取り扱いたいと考えている。

さて、下記の画像は前回行った時にはなかった新しいタイムズスクエアの名所らしき広告。画面上方(?)に仕込まれたカメラにて実際に街頭にいる風景が映し出され、その手前にモデルの女性がでてきてポラロイド写真を撮るふりをする。ウォーリー(ちなみに英語ではWaldo)ならぬ うぃりー はどこにいるかみなさん見つけられるだろうか?(探さなくてもいいですが 笑)

Where in the world is "Willie"?

とあるビジネスプランの検討会ではボロボロに酷評されたビジネスプランが、何故かMITエンタープライズフォーラムのビジネスコンテストではファイナリストにまでなってしまったというのは何とも皮肉なことだが、ビジネスプランは見せる相手によって評価が異なるのは当然の話だ。投資家向けのプランを投資をするつもりのない人に見せて意見を聞いても実質意味がない。投資というのは奇妙なもので、結局プランどうのこうのも大事だが相手は人を見ている。よく「ドライバー」という言葉が当てられるが、ベンチャービジネスを牽引していくにはとんでもない労力が必要なわけで、とどのつまりは「諦めない」人間であることが最低限の資質である。そして、あとは「必要なモノ(物質以外も含む)を何とかして手に入れる」力、つまりこのブログのタイトルでもある意力が必要なわけだ。逆にビジネスプランの数字については、見た目をきれいにまとめあげるのは簡単な話で、どれだけ実際に近いものを予測できるかが重要である。しかし、実際に近い数字を予測するのが大事なのか、目標として立てた数値に近づける努力をすることが大事なのかと聞かれれば、どちらも重要だが、後者がなければ前者の数字に何の意味もなく、最初は「最低限」と思ってたてた予測の数値をはるかに下回ることだってある。自身のビジネスを含めて、こんな例は枚挙にいとまがない。

というわけでこのビジネスコンテストは願ってもないチャンスであるから、しっかりとプランを煮詰めているところだ。

その過程で、現在意力メディア(おそらくこの名前が新しい会社の名前になりそうだ)が行っている事業を簡単な図にまとめてみた。(図をクリックで拡大)

意力メディア概観

意力メディア概観

ブロガーと一口にいっても、これからはただ書くだけのブロガー(アマチュア)と職業ブロガー(プロ)にもっときれいに別れていくだろう。後者はブログを書くことに決まった目的をもっているが、前者は書くことが第一義なので特別そこから先の目的をもたない。ソーシャルメディアというからには、継続した情報発信が必要なわけでこれを何の見返りも求めずに行うことは難しく、趣味の領域で続けることができる人間は限られている。アメリカでは職業ブロガーが数多く存在しているというニュースもあるが、日本ではまだまだ数が限られている。大手のメディア企業で働くものとは異なりそこには制約条件も多いので、(ただの自己擁護に取られるかも知れないが)市場やブロガーが成熟するまでの間は温かく見守る視線が必要とされていると感じる。

(参考リンク:プロのブロガーになりたいなら月にエントリー300本書け!

モデル初体験 後日談

少し前のエントリーで、末娘と一緒に広告のモデルを初体験した話を紹介したが、よく考えたらその後どうなったのか聞くのを忘れていた。ちょうど紹介してくれた友人に聞いてみたら、どうやらとっくの昔に公開されていたらしい。GWくらいにあちこちで出ていたという話だから、もしかしたら読者の中でも目に入った方がいるかも知れない。と、いうわけでどの広告だったかを明かします。さて、意力はどこに!?

住友林業 「きこりんと地球のなかまたち。」 広告

住友林業 「きこりんと地球のなかまたち。」 広告


(同広告ページはコチラ

分かりましたか?え、小さくて判別できないって?だからこういう風に書いたんです (笑)

というわけで、媒体がリリースされるのをお楽しみに、もっとも見ても我々だとは分からないはずだが(笑)

(注:動画CMの方には出演していません)

Tech Crunchからの記事
Twitter上の情報を新聞のようなレイアウトで表示してくれるPaper.li、大物グループからの出資を決め今後の発展を目指して邁進中

スイスに拠点を置くSmallRiversという新興スタートアップのサービスを使うと、Twitterのストリーム、ハッシュタグ、およびリストを新聞のように表示させることができる。このSmallRiversが2008年に行った$1M(100万ドル)のシード資金調達以来の資金調達を行うこととなった。

今回出資を行うのはドイツの投資メディアグループであるEcona、Kima Ventures、フランスのアントレプレナーによるアーリーステージ投資ファームのXavier Niel、およびJeremie Berrebiと、名前の明らかでない「著名ウェブ2.0ビジネスエンジェル」たちだとのこと。

Paper.liのサービスは昨年4月にアルファ版として提供開始されている。Twitterに投稿されたリンクなどを組み合わせて新聞のホームページ版のように兵地する。このバーチャル新聞のテーマとして指定できるのはTwitterのユーザ(例えばTechCrunch Japan)、リスト(例えばRobert Scobleのテック界の重要人物リスト)、ハッシュタグ(例えば#oilspill)などだ。

アメリカではTumblrPosterousのような簡易ブログサービスが流行の兆しを見せているが、Twitterのアクセスをうまく取り込むという意味では面白いビジネスモデルだと思う。(みんな似たようなこと考えたんだろうけども)筆者はTwitterは目新しさが先行しているだけで、それほど長くは今のような流行は続かないと考えている。ソーシャルメディアを取り巻く今の流れにうまく乗って、会社や個人のブランディングにうまくつなげるようにしないと、結局後に残るものが少ないのではないだろうか。しかし、このようなサービスが増えてくるともう少しTwitterの息も長くなるかも知れない。似たようなサービスは他にもいくつかでてくるだろうし、NingでもAppで対応することが可能になるかも知れない。(Ning Appはもっと数が増えたほうがいいんだけども)

これもある意味電子出版の一つのカタチか

これもある意味電子出版の一つのカタチか

これまでは、門外漢の立場から電子出版と既存の出版業界の関わりについての意見を述べてきたのだが、勿論出版業界にも素晴らしい功績があるわけで、それらを一気に否定する必要もないし、出版業界の中にいる素晴らしい人材と彼らの経験がなければこれから電子出版市場自体が成立しなくなる危惧もあるはず。先日「誰が電子出版を殺すのか?」というエントリーを書いたらあちこちで反響があったようだが、これは何も出版業界そのものに引導を渡している訳ではないし、私にそんな権利があるとは到底思えない。中抜きでなくなるべきは構造的に不要となった「ミドルマン」であって、「中身」ではない。

というわけで、今回は少し外からみた観点での出版業界の良い点を書いてみたいと思う。

まず、第一に出版業界には「活字」や「知識・教養」といったものについての能力やこだわりが尋常ではない人たちが溢れている。今ではもちろんコンピュータでも校正作業ができるわけで、昔に比べればその需要は減ってきた(でも逆に最近はコストカットのせいか、紙出版物でも以前見なかった誤字や脱字を多くみかけるような気がする)のかも知れないが、実際に書き物をしている立場からすると彼らの意見や知識は確実に参考になる。校閲作業なんかは事実の検証などをきっちり行っていくわけで、所詮ネットでの調べ物くらいしか頼ることのできない(私のような)にわかブロガーでは到底太刀打ちできないような知識のインベントリーをもっているし、漢字や修辞にも詳しい。彼らにとっては当たり前なんだろうが、これは素晴らしいことだ。(最近では日本にいる編集チームと会って、本筋の話の合間に歴史や文学の話をするのが楽しみなくらいだ)大体メールのやりとりがスムーズなのが助かる(笑)
若者を中心に起こっていると言われている、いわゆる「活字離れ」は要は国語(あるいは元々日本語がもつ美しさの部分)に対するこだわりの部分が希薄化しているということが一つだと思うが、出版業界はそれを頑なに守っている人たちだ)国語人間の私としてはただ賞賛するばかりである。

次に、彼らはそもそも出版をビジネスと割りきっていない節がある。かと言って、よく使われるような「慈善事業」をやっている認識でもない。傍から見ると彼らは「文化事業」の旗手であり、文学はどこまでいっても商売のタネというよりは「芸術」なのだろう。この観点があるから作家は救われる。数カ月、時には数年もかかって書き上げるような作品は費用対効果を考えてできるものではない。私のレベルですら、例えば「このブログを書くのに20分以内だと黒字だが、30分以上かけると赤字になるだけだ」などの損益分岐を考えていたらとてもじゃないが(特に創作系の)執筆なんてできない。(もちろん通常の作家にあるような締切りというのはニュース性を重んじるソーシャルメディアでは重要な訳だからそういうプレッシャーはある)文壇バーとかいう言葉があるが、(作家のような)芸術家はつねにパトロンに支えてもらって成り立ってきた。これはファインアートの世界を見ても明らかな通りだ。電子出版と声高に叫んでも、このような存在がいない限り、ほとんどの作家は作品を作り続けることができない。というか、むしろ新人なんて生まれることさえなくなってしまう可能性もある。ダイヤの原石を磨き上げる仕事をしてきたのは編集者であり、時折でてくるミラクルヒットで過去の打率を一気に帳消しできる可能性を知っているし、そういう存在が輝くきっかけをつくることに生きがいを感じている方々も多いだろう。この点で出版社の編集チームはある意味ベンチャー起業でいうところのVCみたいなものといってもいいのかも知れない。(費用対効果を考えずにただ可能性を信じて投入してくれるのだから、支援を受ける方としては有り難い)また彼らはとにかく「気が長い」ように見える。膨大な数の作品に目を通して、あぁでもないこうでもないと試行錯誤を繰り返してきたのだから当然なのかも知れないが、どちらかというせっかちな私は感嘆を禁じ得ない。 続きはコチラ

Recent Comments

  • 神奈川県警察本部長: 私も全く考えた事なかったけど、今日10。月16日のアタ...
  • Steve Jobs App: that’s an iPhone App
  • Steve Jobs App: Ve a App Steve Jobs Quotes and...
  • will: ご訪問ありがとうございます。...
  •  : 真相はこれっぽいですね。 http://gizmodo.com/5838845/...



Feed Magazine

    メールアドレスを入力してください:









Archives


Histy