Archive for the 「 マーケティング 」 Category

アップルは注目のカウントダウンをついに終了し、iTunesでの電子音楽配信で100億ダウンロードを達成したことを告知した。

Macworldが伝えたところによると、DLは1年半前には50億だったそうだから、驚異的なスピードである。アップルは記録的な100億曲目の購入者にiTunesの10000ドル(100万円弱)相当のギフトカードをプレゼントするコンテストを主催していたが、それは誰の手にいったのだろうか。10日ほどしたら告知されるのではないかとのことだが。(DL全部iPodに入るのだろうか)

iTunes 100億DL達成!

iTunes 100億DL達成!

注目のダウンロード人気ベスト10は下記のようになったらしい。

1.”I Gotta Feeling” by Black Eyed Peas
2.”Poker Face” by Lady Gaga
3.”Boom Boom Pow” by Black Eyed Peas
4.”I’m Yours” by Jason Mraz
5.”Viva la Vida” by Coldplay
6. “Just Dance” by Lady GaGa & Colby O’Donis
7.”Low (feat. T-Pain)” by Flo Rida
8.”Love Story” by Taylor Swift
9. “Bleeding Love” by Leona Lewis
10.”Tik Tok” by Ke$ha

実は恥ずかしながらほとんど知らない曲ばかりだが、それだけ世相を反映しているということか。着実に若者には楽曲の電子配信が根付いているということだ。

しかしいやはや、とにかく大きな数字である。おめでとう、iTunes!

電子出版SNSのEBook2.0が順調な滑り出しで初日に50名のメンバーを獲得できた。
今回の件では知人にあまり声をかけておらず、ほとんどネット上でのリクルートなので日本国内における電子出版に対する関心は日増しに高まってきているといってもいいだろう。

しかし、まだ肝心のハードウェア、つまり電子ブックリーダーは日本には出てきていない。すでに世界では大量のリーダーが濫立している状態となっており、勝算はなくても業界にいるからということで参入せざるを得ないという立場のメーカーも大いに違いない。が、これはある意味正しい、というのは中に入ってみないと分からないこともかなりたくさんあるからだ。外から見ているだけでは詳しい分析などできっこない場合があるだろう。この点で日本のメーカーの腰が異様に重いのは、クリエイティブな発想をもはや提案できないくらいに時代に取り残されているという可能性もある。ハードとソフトの開発の観点からも、そしてビジネスの体質的な観点からも。内需に頼りすぎてきた日本の経済力が生んだ弊害なのであろう。数少ない世界の中での「勝ち組」に君臨してきたトヨタが今このようなトラブルに巻き込まれている中で、尻込みする気持ちもわかる。が、資本主義経済は競争原理で成り立っている。「臆病者には死を」の世界であり、参入せずにシェアを取ることなんて不可能なわけである。(この点でSONYは果敢な挑戦を続けていること自体は評価されるべきかもしれない)

最近WSJで寄稿された電子出版のシェアを巡る論争について、我らが次世代電子出版研究の第一人者であるEBook2.0 Forumの鎌田氏が「アマゾンのシェア「急落」予想の無意味」というタイトルのエントリーでコメントをしている。

「凋落説」に対しては、さしあたってこう言えば十分だろう。アマゾンはアップル、Googleとバトルを繰り広げつつ、それらともパートナーであることができる。アマゾンにとってみれば Kindle Storeが本体なのであって、すでに E-Readerは必須のものではない。専用リーダがなくてもビジネスはできるし、最大の書店でもあり続けるだろう。アマゾンはiPadや Android、PCを含めた、マルチプラットフォームでのE-Book販売でのシェアと利益率の両方をにらみながら、手を打っているわけだ。同社の圧倒的強みは、ライバルよりも圧倒的に「本の顧客」、本の売上を最大化する「適正価格」を知っているということで、これが容易に覆ることはない。

全く同感である。表面的には戦いながらも、実際には「共闘」して電子出版の市場に革命を起こしている訳であるし、アマゾンもアップルもグーグルもよく分析してみると狙いは完全にはかぶっていない。つまり彼らの中では「バランスのよい棲み分け」を目指しているように見えるのだ。結局はデジタル連合VSアナログ連合という戦いになっており、アナログ連合の一社がどの相手にせよデジタル連合の一社に組み入れられたら、それでデジタル連合は勢力を大きくするのである。特にアマゾンはすでにPC、iPhone/iPod、Blackberryと対応端末を増やしており、カバーできていないのはMacOSとAndroidくらいで、それらへの対応も時間の問題であろう。そしてKindle上でもネット検索はやはりGoogleだ。

では、日本の市場に電子ブックリーダーがやってくる可能性があるのか、筆者は近々全く予想されなかった形での登場の可能性があるとふんでいる、というかそういう動きの仕込みの中に加わりかけている。 続きを読む

今の時代、あまりとやかく考えても仕方が無いように思った。電子出版に関する問い合わせが最近増えてきたし、キンドルストアでの売上も順調なのであとはコンテンツの収集が最大の課題である。(すでに数百単位では集まりつつあるが、市場の流れを変えるにはまだまだ必要だ)
メールで個別に対応するのは勿論必要なのだが、情報の多くは共有されてしかるべきものである。が、もちろん実際に出版に関心の無い方ばかりを集めてみても場が荒れるだけになり、本格的に出版を検討されている向きには不向きであろう。かといって、実際に出版前のカウンセリングを数多くの人にするのも限られたリソースでは大変だし、毎回フィーを取るのも無理がある。勉強会やセミナーが向いているかとは思うが、あいにく筆者は日本に住んでいないため頻度は限られる。

そこで、いっそのこと電子出版専用のSNSを設けて、その場で詳細な意見を交換できるようにしたらどうかということになった。(といっても、筆者の脳内での相談事であるが)そこに世界中からの電子出版に関する情報を集約してみれば楽しいかもしれない。プライベートSNSは(有料にせよ無料にせよ)会員の囲い込みには非常に適したシステムなので、これからこういうサービスは増えてくるように思う。課金も年会費にしてしまえば簡単だし、会報などを電子出版で配信するのもありだ。そのうち誰かがスタートするなら、まずは自分でやってみるべきではないか。

と、いうわけで立ち上げました、日本初(というか世界初?)の電子出版専用会員制SNS、その名も”eBook2.0″!(あまりに安易だがこれは後でどうにも変えることができる) 1万円か2万円ほどの年会費を取るシステムにして、まずは日本人あるいは日本語の書籍を対象としてサービスを提供したいと考えている。もちろん現時点では中身がないので、有償にするのも心苦しいからしばらくの間は無料で提供していきたい。最初の会員を無料で募るということで、限定100名とか、3月末までを初年度無料無料招待期間とするとか、何らかの制限を設けようと考えているが、具体的な決定はまだない。(現在進行形なのが面白いと思って頂ければせめてもの救いである)

とりあえずは参加オープンにしておいて様子をみようと思う。その内無料の許可制→有料の許可制という風に移行していく予定。
このブログを読んで頂いている方はすでに電子出版に興味がある方だと思うので、普段閲覧頂いていることへのお礼ということで、できるだけ早めにご登録頂きたい。(IDなどに関しては個人特定の問題があるので公表する必要はありませんが、筆者(管理者)には身分を明かして頂くほうが相談に応じやすいと思います)

ぜひこの機会にご登録ください!
電子出版専用SNS@NING (http://ebook20.ning.com)

日本初 (?) の電子出版専用SNS ”eBook2.0"

(1からの続き)
では、これからもこのように時代を先取りして、多くの顧客、あるいは会員を確保して「囲い込み」に成功するサービスがネットの世界を牽引して、儲けていくのだろうか。恐らく大多数の人が「YES」と答えるかと思う。筆者も少なくともあとしばらくはこの流れが一気に変わるような展開がないと考える。ネット市場では勝者は「一分野に一者のみ」、この原則が急に大きく覆ることはなさそうだ。

しかしながら、時代の変遷をもろに受けるのもネットの世界独特である。例えば動画共有サイトのVEOHが経営破たんしたそうだが、これは一時期米国のネットを大いに賑わせたサービスである。Joostもよくないらしい。が、筆者の友人が日本の立ち上げを手伝っているHULUに関しては米国ではほぼ一人勝ち(YouTubeを除けばだが)の様相を呈しているようだ。日本ではなかなか権利の問題が難しいそうだが、どこかの業界で聞いた話である。

筆者が以前いた製造業の業界は一度シェアを取ると、しばらく続く傾向にあると思う。メーカーは認知されていくことで競争力を強めていくし、熱心な顧客がついてくる。しかしネット世界の住人は気まぐれである。栄枯盛衰がこれほどまでに激しい業界も珍しいのではないか。(もっともGoogleやEbay、AmazonといったIT巨人のように頭一つ抜けてしまえばしばらくその覇権は続くことになるのだが)

少し話が長くなってきたが、いよいよ本題に入る。筆者は現在とあるプロジェクトを構築中である。これは、ずばりと言ってしまえば「世界で最も速く成長するソーシャルニュースネットワークの構築」プロジェクトである。とある週末の日に、思い立ったアイデアがあまりに面白かったので、そのまま脳内処理を続けた結果、周囲の仲間にシェアしたくてたまらないものになってしまった。ソーシャルニュースネットワークとは何か?米国ではDIGGがソーシャルニュースで有名なサイトだし、日本にはニューシングという似たようなサービスがある。(アクセス数や規模はかなり違うと思うが)

しかし筆者の中にあるソーシャルニュースネットワークといえば、一時ネットを騒がせたあの動画にでてくる架空の会社「Googlezon」が運営するあれである。(下記がその動画、日本語字幕つき)恐らくご覧になられた方も多いだろう。


EPIC2014

このアイデアに基づいたネチズン主導のメディアサイトはいつかできると思う。Yahoo!やMSNといった大手ポータルサイトではこれらの動きに十分対応しきれないし、十分な広告収益を得ている彼らのすることはもっと別にあるのかも知れない。なので、これまで広告主を最大に集めてきたポータルが取って喰われる日が近づいているのかも知れない。

ここで大事なのはいかに

1) 多くの会員を集め、アクセスを維持するか
2) 利益を会員に還元することができるか

であるかと思う。そしてソリューションは筆者が考える限り、「高品質のニュース」を「最速」で届ける、これに尽きる。これさえ出来ていればニュースに関心のあるビジターは常にそこに戻るだろう。そしてそこにはこれまでのニュースポータルではなかったような、フィードバックを情報発信者に返せるような環境が必要なのかも知れない。また実名とはいかないまでも、投稿者が誰であるかは認識できる必要があるように思う。 さらに続きを読みたい方はこちらをクリック

突然だが、時代は新しいメディアを渇望していると思う。その背景にあるのは勿論、昨今騒がれているウェブ(あるいはネット)の「リアルタイム化」現象がある。GoogleはLatest(日本語では最新)検索を始め、TwitterのようなインターフェースのBuzを始めた。また、まだ日本では始まっていないようだが、Social検索というのも強力なツールだ。これはGmailやTwitterのコンタクトやGoogle Profileからのリンク、そしてその一段階先のつながりまでを社交グループと仮定し、その中での検索結果などを自身の検索結果に反映させるものである。

筆者はこれから「膨張したウェブが縮小」する現象が起こるとみているが、それはネットの世界そのものが小さくなるということではなく、自身に関係する部分の情報が厳選、あるいはフィルタリングされていくことで小さくなってくるということである。その中で大事な要素として “ピア”の存在があるとみている。(これは例えば検索結果の精度を上げるために、不特定多数の意見よりも自身の周りにいる人物(つまりピア)の意見をより評価するもので、リアルの世界ではもちろん誰しもが行っていることである。一時は隆盛を極めたP2Pファイル交換ツールも、いつの間にやら特定の人物同士がクローズドな環境でファイルを共有しあうようになったのだが、これはとにもかくにもこのほうが安全でかつ効率的だからである)このピアはいわばまっとうな「ギブアンドテイク」が成り立つ者たち同士の本当にクローズドなグループなので、部外者が中に入るのは難しい。一般的には誰かの紹介か、貢物(ファイル交換の場合は上質のコンテンツなど)ややり取りの姿勢などを通してグループのメンバーに自身の価値を認めてもらうしかない。これはまさに現実そのものである。

ではメディアの世界はどうか。これまではポータルとして揺るがぬ地位を築いてきたYahoo!やMSNなどのポータルサイトも最近躍起になってリアルタイム化したツールやアプリを提供しながら顧客の確保に努めているようだ。それも当然で、これまでは雑誌や新聞などの紙媒体のメディアがスピードに追いついてこれないということで、ネット上のマスメディアとして君臨してきた彼らも自身のスタイルが、すでにこのリアルタイム化の波に乗り遅れかけていることに気づいているからだ。これらのポータルサイトに対抗するニュースメディアポータルとしての本命がDiggなどに代表されるSocial Newsサイトであった。しかし、やはり匿名あるいは非実名のポストが大半の状態で、かつその記事を書くものもプロに限らないとすれば、必然情報の品質は下がってくる。ここで厄介なのが、それがポータルであろうがソーシャルメディアサイトであろうが、ほとんどのサイトは利益主導で運営されている、つまりアクセス数を稼いで広告売上を増やしたいというのが一番のモチベーションであるということである。

ニュースを閲覧に来るビジターの数 = サイトの価値 = 広告媒体としての価値

といった構図が成り立つのはもはや多くの方が理解していると思うが、要はユーザが記事目当てにやってくるのを利用して、サイト自身が広告媒体としての価値を高めている、そういうことだ。そこで、改めて着目したいのがここでいうユーザには利益が落ちる仕組みにはなっていないということだ。儲けるのは常にそれを運営している会社になる。上場益が出たとしても、ほとんどの場合はそれは創業者が手に入れる仕組みになっている。今年のフォーブスの長者番付に出た二人の30代のビリオネヤーは共に日本最大のSNSの創業者だ。 (に続く)

しばらく沈黙を守ってきたアマゾンのプレスリリースだが、ここにきて2つの新しいニュースが追加された。

アマゾンは2月19日に新たにキンドルストアのコンテンツに3つの言語を追加することを発表した。

今回追加されたのは下記の3言語。いずれもラテン系の言語である。
スペイン語
イタリア語
ポルトガル語
これまで英語・ドイツ語・フランス語が対応言語とされてきたので、上記を入れて計6つの言語が対応となった。
アマゾンはこれですでに北米と主要なEU諸国、そして南米をカバーしたことになる。

具体的な話し手人口がどれくらいになるかと思い少しネットで調べてみたが、話し手人口に関するセンサスは意外に更新されていないのか、最近のものがみつからなかった。

WIP Japanの「世界の主要20言語使用人口」表の公用語区別によると
英語 (1,400) 1位
スペイン語 (280) 4位
フランス語 (220) 6位
ポルトガル語 (160) 8位
ドイツ語 (100) 12位
イタリア語 (60) 14位
*( )は100万人

となり、計22億2000万人がカバーされたことになる。これはかなり大きな数である。勿論各言語を公用語としない国にもこれらの言語の書物を購入する人々はいるだろうから、実質的な潜在読者層はすでに地球の人口の半分を超えていると思われる。

アマゾンはオンライン販売のデータを地理情報などで緻密に解析したマーケティングデータを、ビジネスにつなげる専門家であり、その手法が彼らを世界一のEコマースサイトの基盤になったことはよく知られた事実であるが、上記の言語戦略は非常に効率のいいものだと言える。筆者はこれまで度々アマゾンがアメリカから東回りに言語を拡大するであろうという予測を述べてきているが、まさにこの通りの展開になっている。南北アメリカとEU主要諸国、そして植民地としての歴史が長かったアフリカもカバーしてしまった。

さて、では注目のこの次の動きはどうなるのだろうか? 続きを読む

先日とあることがきっかけで、日本とアメリカのキンドルコンテンツの価格の比較をしてみたら、興味深い事実に気づいた。

日本での価格は$2.99(米国では99セント)

日本での価格は$2.99(米国では99セント)

上記はLMDPが販売しているコンテンツの一つであるが、アメリカでの販売価格は$0.99、つまり99セントだ。
画像は日本で友人が試験購入してくれた際に映してもらったもので、よく見ると金額は$2.99となっていて約3倍になっている。ところがこのコンテンツが日本で売れたとしても、入ってくる印税は変わらない。つまり$0.99の35%が規定レートで実勢として35セント。規定では売価の35%になるのだから、日本で売れた分に対しては3倍になっているはずなのだが、そうはなっていないようだ。これは確定できない理由があるのだが、それは出版社側からは売上がどの地域からあげられたものかどうかが分からないという点である。しかし、今回は日本にいる友人二人が購入をしてくれて、こちら側で売上に関する情報をチェックしていたが売上金額 (TOTAL PAYMENT)を販売数量 (NET UNITS SOLD)で割ってみるとやはり35セントになっている。

ではこの差分はどこにいったのか?

通信費の問題などがあるのは分かるのだが、それでもパブリッシャー側に十分な説明がされているとは思えない。
また契約改訂後は通信費を除いた正味売上金額に対する70%適用(ルールを満たしたもののみ、それ以外は現行と同じ)となっているが、それでこの問題が解決されるとは思えない。 続きを読む

今日日本から急遽MSYの代表の秋山社長がLAに到着。2泊3日の短い滞在だが、代理店をしているゲームアクセサリーメーカーへの訪問をするらしい。MSYという会社は当社がアメリカで代理店として販売を手がけているRoccaforteゲームデスクの製造元であり、2005のE3ショーで出会ってからお付き合いをさせてもらっている。秋山氏は筆者が起業をするきっかけをつくってくれた若くて優秀な経営者である。それはMSYが総代理店をしているメーカーにゲーマー用マウスでは世界1のブランド力を誇るRazer社があったり、フライトスティックやバックライト付キーボードEclipseシリーズで有名なSaitekを最近買収したMadcatzといったメーカーの製品を扱っていることでも分かる。デザインに特化した会社でありながら、手広くさまざまな製品を扱っており本社の玄関はセレクトショップになっている。

今回新製品として取り扱いが決定したのが下記の製品、その名も”iCrew“。iPhoneを自転車にマウントさせるものだが、ただのマウントではなく防水仕様になっており、スピードや走行距離などを測定できるソフト”The Bike”とも連動している優れものだ。またEvery Trailというサービスもアカウントを作れば使用可能となる。日本ではアマゾンなどを中心にすごい勢いで売れているそうだ。アメリカにも自転車人口は多いので期待できそうだ。

iCrew (MSY ウェブサイトより)

iCrew (MSY ウェブサイトより)

iCrew2 ギャラリー

iCrew2 ギャラリー

連動アプリ ”The Bike" and Every Trail

連動アプリ 「The Bike」と「Every Trail」

またMSYが扱っている大量のiPhoneアクセサリーの中でも筆者が目をつけたのはこれ。
ドイツのMiniot社が製造している(本物の)木製iPhoneケース、 “iWood”。早速筆者も一つ入手してきて使っているが、やはり木というのは手になじみ、心を落ち着かせる。こちらももうすぐアメリカで扱う予定。単価は150ドル前後になる予定でかなり高いが、生産数量も少なく、日本ではほぼ即日完売に近い状態だそうである。

珍しい木製iPhoneケース "iWood"

実物の画像。筆者はWalnutを使用している。

iWood サンプル画像

iWood サンプル画像

木靴で有名なオランダで製造されているらしいが、ボタンなども全部木でできているというのに、驚くべき操作性。まさに極上の一品と言える。

少し遅くなってしまったが、先日日本で行われた電子出版に関する勉強会についての報告をしたい。

会場は新宿3丁目のルノワールの会議室を利用。25名弱の参加者とスタッフで急遽確保したこの部屋も満室の大盛況となった。

内容としては一風変わった年表型SNSHISTYの創設者で知られるスマイルメディアの高橋誠氏が進行役として全体の流れを説明した後、筆者が垂直統合型ビジネスモデルと、いまや戦国時代の様相を呈している電子ブック市場についての概略を説明。アマゾンのキンドルストア上での出版社契約の改訂がもつ意義や背景などを説明。

プレゼンの風景

プレゼンの風景

次に最近もはや電子出版においてはこれ以上の精度と分析を提供しているサイトはないと業界関係者で話題になっているEbook2.0Forum主宰の鎌田氏によるプレゼンがあった。筆者のプレゼンが現在→未来をテーマとしたのに対して、鎌田氏は過去→現在→未来をつなげる歴史的な話などを交えながら、重みのある解説をされた。

今やEbook2.0の代名詞となった感がある鎌田氏

今やEbook2.0の代名詞となった感のある鎌田氏

会場はおかげさまで満室。応援のためトレンドマイクロの創設者でもあり、SBIの投資顧問を十年努めていたもはや筆者の仲間内では「伝説化」しているエンジェルの吉田宣也氏が忙しい中かけつけてくださった。吉田氏は現在米国一の理系頭脳をもつ人物達の集団ともいえるMITが主催するMITエンタープライズフォーラムの理事をされている。筆者が電子出版に事業を転換する際にも貴重な提言を頂いた。昨年の最も大きな邂逅だったといっても過言ではない。

会場の様子。一番手前に映っているのが吉田宣也氏

会場の様子。一番手前に映っているのが吉田宣也氏


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出張準備をしながらも、ついつい立ち上げたばかりのideaspringの管理作業などをしてしまう。。。

今回驚かされたのが Ning の言語ローカライズのシステムのすごさである。便利だし、かなりフレキシブルで、これは本当に驚きだ。
Facebook でもユーザーが翻訳するエンジンを取り入れていたし、グーグル翻訳なんかでも最近は自分の訳文を提案したりする機能もある。
しかし、Ning のすごいところは、自分のネットワークのローカライズを詳細に渡って管理者が変更できるところだ。しかも、ネットワーク内で使用される日本語表示を変更しても、Ning そのものがもつ翻訳メモリーには反映されていないようでこれがまた驚異的である。(というか逆に反映させて欲しくないのは言うまでもない、誰もがいじればめちゃくちゃになってしまうので) つまりオープンソースと同じような発想で、自身のネットワークがそれぞれ開発のブランチをもっていけるようなものだ。なので、例えばトップのタブの部分だけを英語にして他は日本語にしたりとか、その逆とか、あるいは一部の分かりにくいものだけを日英両方で設定したりもできる。自分で管理されてる方は既にご存知だったんだろうと思うが、この便利さは筆舌に尽くしがたい。筆者の場合はメニューなどを見ていて、いくらバイリンガルでも漢字が読めない人にはフレンドリーなGUIじゃないよな、と思いながら一部を手直ししようと思ったところがきっかけだったが、想像以上に便利だったので驚いた。翻訳管理ツール自体はよく見慣れたXMLベースの画面なので、中で出てくる構文タグなんかも懐かしく映った。(オンラインゲームの翻訳ではこいつに相当手こずらされた訳だが、昔の敵は今の友である)

下記がその画面

Ning の言語エディタ画面

Ning の言語エディタ画面

対応言語も多いし、自分で追加することもできる。また他のネットワークで使われた翻訳ファイルをそのままインポートすることも可能だ。アメリカでできたSNSだとは思えないくらいの多言語への配慮ぶりだ(失礼) ちなみに、もっとすごいことに、このローカライズは原語である「英語」にも対応している。つまり、特定の単語や言い回しを自分の好きな風に変えることができるのである。これはまたすごいことだ。かなりフレンドリーなSNSやツンデレ系、あるいはアニメ口調のSNSなんかが出来てしまう、日本でも局地的に盛り上がりそうだ。(関西弁のとかあったら面白いかも)

Ning のローカライズ対応言語リスト

Ning のローカライズ対応言語リスト

言語は間違いなく日本のSNSに外国人が参加する際の障壁になっているが、これまでは日本語か英語か、みたいなオプションしかなかった。日本人だけでやっていたら必要ないのかも知れないが、国際化の波はとっくにきているのだから、こういう部分にお金を使ってみてもいいのではないだろうか。どれだけ言語で不自由するかを知るには、中途半端に分かる英語や中国語のSNSを見たりするのではなくして韓国語とかアラビア語とかが目覚まし代わりによかったりして(笑)

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