21 6月 2011
今夏は新刊のプロモーションを兼ねて、日本で活動することに。
まずは関空に入り、実家にチェックイン、と思ったら荷物が一つ出てこない。。。
結局最後まで待ってましたが、一つでてこないままで報告書を提出。しかも一番大きな荷物で、衣類が全部入ってた。スーツも。。。(汗)
その後上本町まで迎えにきてくれた母と再会し夕食。その後実家に到着したものの、時差と暑さでややダウン気味。
しかも真夜中に急に消防車と救急車のサイレンがうるさくなって目を覚ます。どうやらすぐ裏で何か発生したらしい。煙とかは見えなかったので大きな問題じゃなかったと思うのだが。消防車10台近く集まってましたね。そういえばなんか悲鳴が聞こえてたような気が。。。
というわけで、頑張ります。どうぞよろしくお願いします。
イベントなどはコチラでも告知しております。
あとは何とか東京まで行けば。。。明日は朝からJ-Waveの番組収録です。日本でラジオ出るの初めてなので楽しみです。
20 6月 2011
これは電子出版業界には朗報だと思う。こういうニュースが流れてくると電子出版業界はにわかに活気づくのである。
アマゾンは6月20日のプレスリリースでいわゆる大手出版社を介さない個人出版でミリオンセラー作家が誕生したと伝えた。
John Locke Becomes the First Independently Published Author to Join the “Kindle Million Club”
SEATTLE, Jun 20, 2011 (BUSINESS WIRE) — (NASDAQ: AMZN) – Amazon.com today announced that John Locke has become the eighth author to sell over 1 million Kindle books, becoming the newest member of the “Kindle Million Club,” and the first independently published author to receive this distinction. As of yesterday, John Locke has sold 1,010,370 Kindle books using Kindle Direct Publishing (KDP). Kindle Direct Publishing is a fast and easy way for publishers and authors to start selling to Kindle customers worldwide via Kindle, Kindle 3G, Kindle with Special Offers, Kindle 3G with Special Offers, Kindle DX, iPad, iPod touch, iPhone, PC, Mac and Android-based devices. The Kindle Million Club recognizes authors whose books have sold over 1 million paid copies in the Kindle Store (www.amazon.com/kindlestore). Locke joins Stieg Larsson, James Patterson, Nora Roberts, Charlaine Harris, Lee Child, Suzanne Collins and Michael Connelly in the Kindle Million Club.
マッシャブルでも伝えられており、こちらではその話題の著者の顔写真が掲載されている。今回は少し趣向を変えて、アマゾンのIRじゃなく、こちらを伝えてみよう。
(単純に、今日本に向かう空港のラウンジにいて、持ち時間が10分しかないから、とかそういう理由では決してない)
Independent Author Sells 1 Million Ebooks via Amazon

Crime novelist John Locke has become the first independent author to sell more than 1 million ebooks through Kindle’s Direct Publishing program, Amazon announced Monday.
The author, a self-described “niche marketer” who attributes much of his success to his $0.99 pricing model, has self-published nine novels through the Kindle Store, including New York Times bestselling ebook Saving Rachel, as well as his first non-fiction title, How I Sold 1 Million eBooks in 5 Months.
Locke pockets 35 cents for every ebook he sells through Kindle. He has never had a traditional agent or publisher. He joins seven other authors, including Stieg Larsson and Nora Roberts, in the “Kindle Million Club.”
(抄訳)
月曜日にアマゾンはキンドル向けのダイレクトパブリッシングプログラムで犯罪小説作家のジョン・ロック氏が独立系作家としては初めて100万部のeブックを販売したと発表した。
自称「ニッチ・マーケター」のこの著者は成功の背景について$0.99(キンドルストアで設定できる価格としては最安値)の価格体系にあるとしている。彼はこれまでこの手法でキンドルストア上で9冊の小説を発表しており、これにはニューヨーク・タイムズのeブック部門でのベストセラーとなった Saving Rachelや彼の最初のノンフィクションタイトルとなった「私が100万部のeブックを5ヶ月で売るには」が含まれる。
eブックが一冊売れる毎にロックの懐には35セントが支払われることになる。彼はこれまでにいわゆるエージェントや出版社と契約したことは一度もない。そんな彼はStieg LarssonやNora Robertsら他の7人の作家と共にキンドル・ミリオンクラブに入会することとなった。
(訳了)
私は常々、彼のような存在が生まれることが電子出版業界の活性化には不可欠だと説いてきた。これにより、アメリカの電子出版業界はさらに次のステージに進むであろう。もうすぐ二人目のミリオンセラー作家が登場するはずだ。日本では依然、キンドルストアで日本語のコンテンツは販売されておらず、その間AppleのApp Storeでどんどんコンテンツが販売されているようだが、アマゾンは自社が電子出版の先駆者であり牽引者であるということを自負しており、このようなベンチマーク的な発表をする使命感も感じているのだろう。
ちなみに100万部のコンテンツを販売して、彼の手元に入る印税は35万ドル(現行レートで2800万円)。なかなかのものである。まさにちりも積もれば何とやらだ。
*ちなみに私もLMDPブランドで100を超えるタイトルを販売しているのだが、ミリオンセラーの声がかかるまでにはまだまだ時間がかかりそうだ (苦笑)
さて、関西空港に向かうとしよう。
<最新著作>
19 6月 2011
長い間ロサンゼルスを離れるということで、仲間が特別にデザインしてくれました。
その名もWikiTumblr! 近くで見ると随所に工夫が。。。興味ある方は会ったときにでも「WikiTumblr見せて!」とリクエストください(笑)
今年はこれでソーシャルメディア専門家をアピールしつつ日本で頑張ります!日本の皆さんどうぞよろしくお願いします。
19 6月 2011
18 6月 2011
ある一組のカップルの路上キスの画像が、ネット上を駆け巡っている。といっても、これはいわゆるセレブリティがパパラッチされたという類のものではない。
これを教えてくれたのは、とあるホテルの従業員。家の近所にあるので、オフィスまで行くのが面倒な時によく利用する。(「ウィキペディアンの憂鬱」の舞台としても登場する)
グーグルで Vancouver riot kiss と検索すれば大量にでてくるこの画像、実はカナダのバンクーバーで暴動の最中に撮影されたもの。
The real story behind the Vancouver kiss (ZEENEWS) によると、当初は「暴動なんてそっちのけ」で盛り上がっているという写真だと理解されていたようだが、現実はもっと深刻なものだったということが発覚し、また話題になった。
この写真を撮影したのはリチャード・ラム(Richard Lam)、カナダ人の写真家である。キスしている男性はスコット・ジョーンズ (Scott Jones) で女性は彼のガールフレンドのアレックス・トーマス (Alex Thomas)であるとされている。
However, as per a UK newspaper, it now appears that the couple had been knocked down by the riot police. The couple, who have been identified as Scott Jones and his girlfriend, Alex Thomas, were themselves shocked to find their pictures splashed across various social networking sites and news sites.
(抄訳)
ところが、英紙によると実はこのカップルは暴動を鎮圧していた警察によって、路上に打ち倒されたのだという。このカップルは彼らの写真がSNSやニュースサイトのあちこちで話題になっていることを知りショックを受けているという。
どうやら、男性は倒されてアスファルトで頭を打った女性の上に倒れたようで、女性の無事を確認して落ち着かせるためにキスしたのではないかとのこと。
なんともほほえましい話なのだが、ソーシャルメディアで一気に広がってしまう世の中というのはやはりすさまじい。早くもネットでは一気に彼らの画像をもじったパロディがいろいろ出回っているようだ。(いずれポスターになったりして)
ところで、肝心の暴動の理由だが、どうやらバンクーバーの地元チームがNHKの決勝戦であるスタンリーカップに負けたことに端を発しているらしい。
(NHLファン暴走、カナダ・バンクーバー炎上)
(余談:実は私自身大地震やテロの被災経験はないものの、戦後の日本で唯一起こったとされる大阪市西成区の暴動だけは高校生の時に体験している。そちらの方面からきた学生が路面電車の窓が投石によって割られたことを話してくれた時は「これが日本か!?」と思ったものである)
カナダ人はどちらかというと温和なイメージがあるが、ストライキはしょっちゅうやっているということ。そういえば出版社からYukari Peerlessさんに送る献本がストライキでダメだとか言ってたな。もしかすると原因はこれ!? だとしたら何ともすさまじいアイスホッケー熱である。
17 6月 2011
16 6月 2011
いよいよ一斉に新著が全国有名書店に並び始めたようです。
早速日本の仲間が書店に並んでいる写真を送ってきてくれました。
前回は結局発売直後には日本にいけませんでしたが、今回は来週に自分の目で見ることができるのでとても楽しみです。
まずは新宿紀伊国屋
新宿紀伊國屋のレジ横の棚の震災関連本のトコだそうです。(写真提供 JPAのカリスマプールプレイヤー安田君)
次は三省堂有楽店にて
撮影者は人事コンサルタントの高橋克典さん(芸能人じゃないほうです 笑)
手に取るまでもない!という方はぜひともコチラにて。ありがとうございます。
15 6月 2011
数日来ツイートをしているので、私のフォロワーの方にはすでにご存じの方も多いかも知れないですが、この1週間の間に私が経験した「最期」の授業のお話をしたいと思います。
もちろんこれは「最後」の授業をもじったものです。
ご存じない方のために説明すると、「最後の授業」というのはフランスのアルフォン・ドーデという人が書いた短編小説であり、内容は戦争によって母国語であるフランス語を奪われ、「国語教師」としての立場を追われることになったフランス語教師が行った最後の授業のこと。我々の世代には、これをモチーフにしたマスターキートンのエピソードの一つ(第三巻の屋根の下の巴里)が有名なのかも知れません。
では、『最期』の授業とは何でしょうか。最期という言葉は人間の最後、つまり死期・臨終のことを示唆します。
これを今回私に教えてくれたのは、私がアメリカに来た時にであった人物で、アメリカに滞在する直接的なきっかけをつくってくれた数人のうちの一人。
ここではイニシャルでSさんとします。
Sさんは信仰、という言葉を通り越して私に人生の道を教えてくれた方の一人です。
寡黙に、ただひたすら自身が成すべきことを成し続けた立派な方です。
私は人生で、彼より謙虚で黙々と実績を出し続けた人物に遭ったことはありません。そして、彼を知る多くの人々はきっと同じように言うでしょう。
名門大学を出て、トップアスリートでもあった彼は、ふとした出会いから世間的に言えば「牧師」あるいは教育の「アクティヴィスト」としての道を生涯歩みました。
路傍やキャンパスに出て若者と話す姿を見て、我々はよく旧約聖書の義人の「ノア」に例えたものです。彼の人生は、まさにそのあだ名そのものでした。多くの人の人生に影響を与えた、そんな素晴らしい方でした。
彼は末期ガンで昨日その短い人生(享年48歳)を終えました。一日遅れとなりましたが、私は霊前に日本から月曜日に届いたばかりの本を備えにいきました。
出会ってから17年、その親しみやすい実直な性格に私は何度励まされたことでしょう。彼の長女は私がアメリカに来た年に生まれましたから、まだ17歳。一番下はまだ10歳です。子どもが4人、西洋人の奥さんの元に残されました。
治療のために日本に赴きましたが、結果的には手術しても回復の見込みがないことから、それを断念し、先週LAに戻ってこられました。奥さんが迎えに行かれたそうです。空港には彼を昔から知る人々がお見送りに駆けつけたそうです。
最後は自宅で愛する家族や長年の仲間に看取られ、それほど痛みに苦しむこともなく逝去されたとの報を同日の午後に受けました。
私は今でも、彼と出会ったときのことを思い出します。当時浪人生だった私は、日本での大学受験を続けるべきかどうかに苦慮していました。
しかし、結果として彼の助言に従い、アメリカに残ることを決めました。
まさにそのおかげで、アメリカではそれなりに名の知れた大学にも通うことができるようになり、結婚して4人の子供にも恵まれました。
もちろん、彼一人の力でそうなったというわけではないのですが、もしも私に「恩人」と呼べる人がいるとすれば、その数人の内に間違いなく入るでしょう。
「死」の意味
当時の私は漠然と神様を信じていましたが、「死」に対する恐れから逃れることができず苦しんでいました。(幼少期からの強迫観念で、理由はよく分かりません) ここでの「死」は単に自分が死ぬということだけではなく、家族や、国や、歴史、未来、すべてが失くなる、そういうことに対する恐怖でした。言葉ではうまく言い表せませんが、これを考えると私の頭の中は一気に数万年の時間を飛び越えて、パニックに陥り塞ぎこむことが多かったのです。
高校時代に世界史でギリシャ・ローマ時代が大好きだった私は快楽主義(ここの「快楽」は一般的な快楽とは違います。また今度説明したいと思います)で知られるエピクロスの「死は存在せず」という言葉でのみ、それを少し和らげることができたくらいでした。
その死を乗り越える方法の一つは「生」への意識を強くすること、言い換えると「今を生きる」ということです。過去でも未来でもなく現在が重要です。
(もう一つは死後の世界をどう捉えるかですが、これは置いておきましょう。今はあまり議論したくありません)
彼はその人生最後のステージで、私に大きな教訓を教えてくれていました。私はそれを「最期」の授業として、全身で受け入れるようにしました。
思えば私は中学生くらいの頃から急に社会派(笑)になったのですが、そのきっかけは大好きな祖父の死でした。
しかし、当時はまだ幼くてそれは単なる感傷的なものでした。「強くなろう」そう思ったことだけを覚えています。
(その後大阪市旭区役所で行われていたアウシュビッツ展や731部隊展などに勇気をだして見学に訪れ、死の意味、人間歴史の残酷さに胸がえぐられるような思いでした)
Sさんが教えてくれたこと、それは「生き様」と同様に「死に様」でも人間に影響を与えるということができるということ。死ぬ間際、ベッドから起き上がることもできなくなっていた彼は、それでも彼の姿をひと目見ようとする人々と面会し続けました。そして、一言の愚痴も、不満もこぼさず、ただ静かにその人生を終えられたのです。
「死」は誰にも迫ってきますが、日常的にそれを感じることはあまりありません。 続きはコチラ
15 6月 2011
1995年に執筆された「天空の蜂」、アマゾンのランキングが上がっている理由は読めば一目瞭然。そんな昔に書かれたなんて、まったく感じさせないリアルタイムな「現実」がそこにあります。原発、高速増殖炉、格納容器、シーベルト、そのリアルな描写は筆者がどれだけ熱心に取材をしたかを伺わせる。
ストーリーは下記のようなもの(小説の背表紙から引用)
テロリストの脅迫に日本政府、非常の決断-!!
爆発物を積載した超大型ヘリコプターが、”天空の蜂”と名乗る男に強奪された。
ヘリはコンピューターによる遠隔操作で、福井県にある高速増殖炉の千数百メートル上空でホバリングを開始した。
そしてヘリの中には、とり残された少年が一人!
著者初の冒険小説!
そして、この小説がすごいところは単に原発事故への不安を煽っているのではないところ。登場人物の背景、家族描写などを通じて訴えかける内容は、国民の「問題意識」の欠如である。イエスかノーか、それを決めるのは国民である。
読んでいて、これは私が「ウィキペディアンの憂鬱」で訴えたい内容と酷似しているということに気づいた。詳しくはネタばれになってしまうのだが、下記の部分から筆者のメッセージの片鱗を伺えるのではないだろうか。
「なあ湯原、絶対に落ちない飛行機があるかい?ないよな。毎年、多くの死者が出ている。それに対して、おまえたちのできることは何だ。落ちる確率を下げていくことだろう。だけどその確率をゼロにはできない。。。」
「原発が大事故を起こしたら、関係のない人間も被害に遭う。いってみれば国全体が、原発という飛行機に乗っているようなものだ。搭乗券を買った覚えなんか、誰もないのにさ。だけどじつは、この飛行機を飛ばさないことだって不可能じゃないんだ。その意思さえあればな。ところがその意思が見えない。乗客たちの考えがわからないんだ。。。
東野作品の中では「さまよう刃」と並んで称される本格的社会派作品。この夏休みにご一読されたらいかがでしょうか?えっ、冷房をつけてもいいかって?それはお任せします。。。
14 6月 2011
出版社からの連絡では、明日に書店に届くとのことで、一日ずれる場合があるかも知れませんが。。。
前回の例を考えると、恐らく明日から並ぶところも多いのでは。
ということでいよいよ新刊が発売されます。前著「ソーシャルメディア革命」に比べるとかなり絵や図が多く、読みやすくなっていると思います。ページ数も少なくなって持ち運び易く。(携書の名のとおり)
どうぞよろしくお願いします。
全国有名書店にて! オンライン予約希望の方はコチラにて↓ 「いいね」もよろしくお願いします(笑)