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音楽で世界を一つにするという何とも素晴らしいプロジェクト Playing for Changeの全米ツアーがいよいよ今週末から始まる。

【Amazonから引用: 10年前からロケをスタートし、南アフリカ,中東,ヒマラヤなどをめぐり最新のモバイル・テクノロジーを使い100人以上のミュージシャン(コンゴ、イスラエル、ネパール、インド、アイルランド、アメリカ、ロシア、スペイン、ブラジル、ジンバブエ、ヴェネゼエラ、フランスなどの国などのミュージシャンに混じり、スペシャル・ゲストとしてU2のBONO,BOB MARLEY,KEB’MO’,AFRO FIESTAなどの面々も参加)の演奏/歌を録画,録音。公園や道端、丘の上などさまざまなはロケーションは主に屋外となっており、楽器も様々、ほとんどは世界的には無名のミュージシャンだが、それぞれの映像・録音をミックスさせることにより遠くに離れている人たちがまるで一緒に演奏しているような素晴らしい映像作品となっている。】

このプロジェクトで制作されたアルバム「ソングス・アラウンド・ザ・ワールド」は全米ヒットチャート10位にもランクインした。収益は非営利団体「PLAYING FOR CHANGE 基金」を通じて音楽学校の設立などに使われるという。
このブログでも何度か紹介している筆者の大学時代からの親友ヤス君が何と日本人で唯一このツアーに数少ないクルーの一員として参加する!

YouTubeにはこのPlaying for Changeのビデオがいくつも上がっており、ボブ・マーレーやボノも参加している他、世界中から有名無名のアーティストがチャリティで参加している様子が伺える。(噂によるとどうやら日本人の一流アーティストも何名か参加しているらしいが、まだ発表はされていない)
特にこのStand By Meのビデオは有名でこれまでの視聴回数は2400万回を突破しつつ、五つ星をキープしている。

また日本では大和証券グループのCM曲として採用されているのが有名。
「テレビCM 新シリーズ~PLAYING FOR CHANGE~」

ツアーのスケジュールは下記の通りだ。10月27日にはLAに来るのでぜひとも見てみたい。(チケットはチケットマスターから購入可能だ)

Oct 9 Park City, UT Eccles Center for the Performing Arts
Oct 13 Calgary,MacEwan Hall
Oct 16 Atlanta, GA,Center Stage
Oct 17 Black Mountain, NC,Lake Eden Arts Festival (LEAF)
Oct 18 Asheville, NC,The Orange Peel
Oct 19 Birmingham, AL,WorkPlay Theater (Soundstage)
Oct 20 New Orleans, LA,House of Blues
Oct 22 Dallas, TX,House of Blues
Oct 23 Austin, TX,Antone’s
Oct 24 Houston, TX,House of Blues
Oct 26 Phoenix, AZ,Musical Instrument Museum
Oct 27 Los Angeles, CA,Wilshire Ebell
Oct 28 Santa Barbara, CA,Lobero Theatre
Oct 29 Petaluma, CA,Mystic Theatre
Oct 30 San Francisco, CA,Yoshi’s
Nov 1 Medford, OR,Craterian Ginger Rogers Theater
Nov 2 Portland, OR,Aladdin Theater
Nov 3 Seattle, WA,Moore Theater
Nov 5 Boulder, CO,Boulder Theater
Nov 6 Aspen, CO,Belly Up
Nov 8 Minneapolis, MN,Cedar Cultural Center
Nov 9 Madison, WI,Capitol Theater
Nov 10 Chicago, IL,Park West
Nov 12 New York, NY,John Lennon Tribute — Beacon Theater
Nov 13 New York, NY,The Concert Hall – Ethical Society
Nov 14 Northampton, MA,Calvin Theater
Nov 15 Philadelphia, PA,World Café Live
Nov 17 Boston, MA,Symphony Hall
Nov 18 Lebanon, NH,Lebanon Opera House
Nov 19 Albany, NY,The Egg
Nov 20 Fairfield, CT,Stage One
Nov 21 Annapolis, MD, Ramshead On Stage
Nov 22 Washington, DC,The Birchmere

全米ツアーが終わったらぜひとも日本でも公演をしてもらいたいものだ。

意力はアメリカの大舞台で活躍する日本人を応援します!

GoogleがGoogle TV用のミニサイトを公開したとブログで発表した。

Mini-Site TOP

One of our goals with Google TV is to finally open up the living room and enable new innovation from content creators, programmers, developers and advertisers. By bringing Google Chrome and access to the entire Internet, you can easily navigate to thousands of websites to watch your favorite web videos, play Flash games, view photos, read movie reviews or chat with friends—all on the big screen.

この製品のゴールとしてグーグルは「開発者やクリエイター、そして広告主に対してリビングルームにおける新しいイノベーションの場を提供すること」としている。

購入する方法はSTB(セットトップボックス)を買う以外に、SONYのインターネット対応テレビを買うと内蔵されている。

ウェブサイトを閲覧するだけでなく、ビデオを見たりフラッシュゲームをしたり写真をみたり、そうこれはまさしくアップルTVとの対決である。インターネット上の二台巨人が今やリビングルームでガチンコ対決をする。そして、Amazonは。。。恐らくAppを両社に開放して総取りだろう(笑) でもリビングルームで本を読む人がいれば、という話だ。だがすでにアマゾンのAmazon Video On-Demandの75000のタイトルには対応しているらしい。

充実のコンテンツ群

* Turner Broadcasting has been hard at work optimizing some of their most popular websites for viewing on Google TV, including TBS, TNT, CNN, Cartoon Network and Adult Swim, available anytime through Google TV.
* NBC Universal has collaborated with Google TV to bring CNBC Real-Time, an application that allows you to track your favorite stocks and access news feeds while enjoying the best financial news from CNBC directly on the TV screen.
* HBO will bring access to hundreds of hours of programming to Google TV with HBO GO. Authenticated subscribers will soon be able to access all of their favorite HBO content on-demand in an enhanced website for Google TV.
* NBA has built NBA Game Time, an application that lets you follow game scores in real-time and catch up on the latest highlights from your favorite team in HD.

We have also been working with some leading technology and media companies to optimize their content for Google TV, including news sites like The New York Times and USA Today; music sites like VEVO, Pandora and Napster; information networks like Twitter; and online networks like blip.tv. And with YouTube Leanback, we can offer the best experience for you to watch your favorite viral videos and personalized channels on the television.

エンターテインメント鑑賞の本丸であるリビングルームには彼らの他にもSONYやMSが新世代家庭用ゲーム機で参入してきている。既存の大手メディアもうかうかしてはいられないだろう。ますます目が離せなくなりそうだ。


(引用元:The Joy of Tech

キーワードは世界最大のソーシャルメディア系コンファレンス。そんな立派なキャッチコピーをもったBlogWorld Expoが来週いよいよラスベガスにて開幕する。(しかしここのところやたらとベガスに行く用事が多い。

で、このコンファレンス、世界でも有数のソーシャルメディア立国であるアメリカで行われるコンファレンスというだけあって、セミナーの内容がすごく充実している。
セミナーのリストはコチラで確認できるが、面白そうなものを下記に列挙してみる。

10月14日(木)
What Do Labels Really Want From Bloggers/Social Media
Creating Killer Content
Content Creation vs. Content Sharing
Using Analytics To Listen To Your Customers
Social Media Glossary: Impress Your Boss
The Art & Science of Scaling Social Media
The Now R(evolution): 7 Blueprints for Business at the Speed of Now
Innovative RE Blogs & Their Secret Plugins
How To Turn Friends Into Fans And Customers
5,000 Bloggers: Finding the Right Ones for Your Destination
Ideal versus Field: Social and New Media In Less Than The Best Circumstances
Building Community On Your Blog
How to Mess Up Your Blog … And Then Fix It
Social Networks & The Medical Blogosphere: Compatible Or Competive
Social media in regulated industries
Bringing the Bloggers Home: Doing Blogger Tours and Being Yourself Online Without Resorting to Jurassic PR
Media and the Military
We Run Your Culture: How Magazines Are Using Social Media To Curate Culture
Making Money from Your Blog
Challenge of Social Media Adoption at Enterprise Level
Creating Customer Loyalty using Social Media, A Look 2 Years Later

10月15日(金)
Salsa with Rick
The Funniest Blogger You Know: You!
Creating A Great Blog From Nothing
Monetizing Your Blog: (60 Tips In Sixty Minutes)
How To Keep Your Blog From Being Hacked, Stolen Or Otherwise Violated
The Brand Of You: How To Build A Profitable Social Media Based Business
Stand Out From the Crowd: Investigative Journalism Tips For Bloggers
Getting Sponsors for Your Podcast: The Nuts And Bolts
Video Podcasting 101
How To Run A Successful Webinar Business From Your Blog
Harnessing The Power Of Numbers: Creating A Blog Network
SEO For Blogs
How To Turn Your Blogging Hobby Into A Full Time Job
Social Media & ROI
The Art & Science of Recipe Writing
The Social Media Onramp For Non-Profits
The Business Of Product Reviews: Ethics, Etiquette, And Legalities
The Future of Blog Platforms
Keeping It Real: How To Land Your Dream Job In Social Media.
Moving from Social Media to Social Customer Relationship Management (Social CRM): From Fans and Followers to Customers and Advocates
How To Film A Kick Ass Travel Video
Fancy Fast Food Challenge

10月16日(土)
NSFW: Exploring Porn & Social Media
The Web Browser Is Dead, The Apps Are Taking Over
Treating Your Blog Like A Business
How To Hire Social Media Agency / Consultant
Social Media and Sports: Game On
From Blog to Book
How to Sell Your Blog
Monetizing Your Food Blog & Building Your Brand
This is Not Your Father’s You Tube
Is Mobile the Missing Link?
5 Strategies Bloggers Should Learn From Online Marketers

ソーシャルメディア革命

先ほどのエントリーでは日本でソーシャルメディアが成り立つのを阻む大きな理由を説明した。しかし、敢えてそこではソーシャルメディア自体の定義をしなかった。こちらのエントリーでは定義はしないまでも、ソーシャルメディアの意義とその革命の内容ついて詳しく説明したい。

ウィキペディアによるとソーシャルメディアとは「ソーシャルメディアは、誰もが参加できるスケーラブルな情報発信技術を用いて、社会的インタラクションを通じて広がっていくように設計されたメディアである。」と定義されている。英語版ではこれはもう少し詳しく定義されているが、はっきり言ってまだ成立過程にあるこのコンセプトの定義を議論するのはきっと偉い専門家の先生の仕事であって、私のような一介のブロガーの仕事ではない。
ここで重要なのはソーシャルメディアというものがインターネットをインフラとして、人間同士が相互に作用しあうことによって広がっていくメディアであり、情報発信の主体はこれまでのように大手ではなくて個人であるということを理解することだろう。(ここでもまだ情報発信自体は大手でそれを伝えるのが個人なのか、あるいは情報発信自体を個人が行うのか、という部分で曖昧な部分は残されているのだが)

これまでにもきっとソーシャルメディアを語った本やブログはたくさんあっただろうが、ツイッターの誕生と繁栄は多くの識者にとっては晴天の霹靂であっただろうから、定義もまた切り替わっているに違いない。つまり、定義なんてリスクを恐れる者が後付けでやればいいことである。

では本題

まず筆者はソーシャルメディアを(既成概念でいうところの)マスメディアと対極に位置するものだと仮定する。
そして、ソーシャルメディアのインフラとしての本流はやはりネットである。(定額使い放題、時には無料のインターネットはいつだって弱者の味方だ) マスメディアでは情報の選択はあくまでも「大衆」をにらんで大手メディア側で行う。民主主義で行われているはずの選挙の結果である政府の施策が、総じて国民の総意とは違うところにいってしまうのと同じように、マスメディアで取り扱われる記事は必ずしも国民が知りたいところを反映しているとは限らない。というか、マスメディアの奥義は「それを知りたかったんだ!」と国民をして思わせるところにある。そこには国民が知りたくない情報というのは必然的に書かれなくなる、つまりなんのこっちゃない「大本営」の発表と何も変わらない。日本は高度経済成長を遂げたものの、島国根性を抜け出しきれない日本は今、それを全面的に認めて「ガラパゴス島民」としての存在意義を肯定するか、あるいはこれまでみたいに「なんちゃって開国論者」になるかどうかの選択を余儀なくされている、ように筆者は感じている。(誤解してもらいたくはないのだが、この点で筆者はそのような島国根性を抜け出しきれない日本人の代表として、海外在住という視点で論拠を展開している)

で、ソーシャルメディアだが、大きなポイントとしては下記のような性質をもっているのではないか。
(*紙媒体とネットが違うのは明らかな話なので、テレビとどう違うかを理解すると分かりやすいと思うので、今回はテレビや大手ポータルサイトと比較してみる)

1 ソーシャルメディアはマスメディアの対極に位置する。
- 繰り返しになるが、大事なことだ。例えばテレビはテレビ局側が配信内容の全てを決める。ソーシャルメディアは個人が情報を配信し、それがどうスケーラブルに展開されていくかもそれぞれの個人次第である。(ただし現時点では主要収益モデルという点においては、テレビもソーシャルメディアも広告か課金型かというような同様の選択肢しか存在していないようだ)このため、実は例えば読売新聞が運営するソーシャルメディアサイト、なるものは存在し難い。そもそも両者の存在自体が相反しているからだ。
この点でソーシャルメディアがそれぞれの国で成功しているかどうかは、大手メディアと(資本的に)独立して存在する大手ソーシャルメディアサイトがどれくらいあるかを数えるというのが判断基準の一つとなるとも言える。(TECH CRUNCHがAOLに買収された事例は、アメリカではステージが一つ先に進んでいることを示唆するものだ)

2 インターネットに始まり、インターネットに終わるデジタルメディアで一貫したメディアである。
- 電子出版との関連性はこれまで筆者が述べてきた通りだが、紙媒体とはあまり連動しなそうであるし、CMにしても店頭への誘導というよりは、オンラインショッピングへの誘導につながるのが主体である点でネットインフラに特化したメディアである。
テレビはオンラインショッピングよりは実店舗での購買に誘導するのが主であり、購買衝動は購買活動には即時に結びつかないため、継続的な広告活動が重要になってくる。しかしソーシャルメディアからオンラインショッピングへの誘導が起こった場合はむしろ購買は即時型になる可能性が高い。

3 情報を発信するのは「個人」もしくは「個人の集合体」であり、大「組織」ではない。

- ソーシャルメディアは実名、あるいは固定されたハンドル名での記載が原則である。これは権威のある大手メディア媒体とは異なり、個人がそれぞれファンを獲得していく必要があるからで、特に黎明期では必須である。テレビにおいては当然「顔出し」が原則であるので、この点では似ているが、あくまでもそこに登場するのはテレビ局で勤める人間であり、ソーシャルメディアでは記者はフリーランスの雇われかその媒体の運営主自身である。当然大きな責任問題が生じた場合には大手ほどの体力がないため、即時死亡(信頼失墜)もありえる。これは記者としてはある意味当然のことなのだが、日本では雇われ記者が多すぎて、このようなリスクを取ることに慣れていない。(また自由すぎるウェブメディアのフォーマットとルール自体に問題を抱えている方も多いだろう)

4 総合的なポータルというよりは個々に細分化されたジャンルあるいは地域をカバーする
- テレビやポータルでは人的・経済的リソースを駆使して、膨大なトピックをカバーすることができる。しかしながら、そのほとんどが(少なくとも黎明期は)零細企業であるソーシャルメディアの世界では、それでは個の持ち味が活かせないため競争に勝てない。よって必然的に自分たちが得意な分野で勝負することになる。GIZMODOやTECH CRUNCH、HUFFINGTON POSTなどがその良い例である。

5 即時性が命である
- インターネットが紙に対してすぐれている最大のポイントはスピードだ。そして、同じデジタルメディアのテレビよりも速くネットはニュースを世に伝えることができる。勿論この即時性のために正確性を書くことがあってはいけないのだが。

6 独自の視点と論調が成功のカギを握る

- 限られたチャンネルの中で選択されるテレビの世界とは異なり、ネットの世界では選択肢が膨大である。ここで名前を挙げるためには独自の視点と論調が重要である。あるいは一般的に認知された人物が論を展開するのが分かりやすいが、それはマスメディアの延長であり、ソーシャルメディアのコンセプトとは少し趣を異にする。GIZMODOはその論調や扱うトピックなどで独自の位置を築き上げた良い例だ。

7 独自経済基盤の構築
- 今のところやはり広告が主流になってくるが、そもそもジャーナリズムと広告は相容れない。よって、理想的には課金モデルとなるのだろうが、筆者はこの部分に関しては市場の成熟と共にもっと多様なパターンが出てくるのではないかと考えている。勿論寄付も一つの例であり、ハードウェアのレビューサイトなどでは以前から成立している。テレビショッピングなどはソーシャルメディアとしては効果を発揮する部類なので、ここにも活路があるだろう。(例:Will it Blend?、Wikipedia、Woot

8 情報配信あるいはビジネスをスケーラブルにするための仕組みを工夫する
- 今やテレビでもツイッターのアカウントを紹介したり、ひいてはテレビでSNSの宣伝をしたり、SNSを紹介する映画がでたりするくらいなのだが、ソーシャルメディアサイトではネットで広がりつつある流行のアプリについては極力網羅することで、ユーザーが好む手法でニュースを拡散することを後押しすることが重要である。(テレビは一方通行であり、かつインターネットと同じ空間に存在していないメディアなので、これは実現できない)

ここまで話してきて、気づいた人もいるかも知れないが、「人類の集合知」という壮大なニックネームをもって生まれたソーシャルメディアの雄、ウィキペディアはどういう位置づけにいるのだろうか? 筆者は現在このブログにて「ウィキペディアンの憂鬱」シリーズを連載中(出版社求む 笑)だが、ソーシャルメディアを考えた時にウィキという巨人の存在は外すことはできないものだ。しかし、ウィキには「百科事典」でありたいという目標があり、上記に挙げたソーシャルメディアのいくつかのポイントとは相容れない部分を有している。つまりウィキぺディア自体がソーシャルメディアのジレンマの具体例みたいなものであり、今後ウィキがどういう進化を遂げていくのか、あるいはいかないのかを見守ることはソーシャルメディアの行方を占う上で直結する重要事項だと認識している。この点についてはまた機会を改めたいと思うが、例えばウィキペディアは即時性をどちらかという否定する傾向があるし、執筆者が複数で一つのエントリーを執筆する、あるいは自分の専門分野や関連のある分野について執筆することを奨励していないこと、などが挙げられる。

そして「憂鬱」のテーマは<衆愚>と<無知>である。ネットの世界ではみんなが誰しももっている権利と力があるのだが、これについてよく理解できていないとネットの未来は一般的な総意に基づくものにはなっていかない。ネットの世界は「民主主義」のように見えて、断じてそうではない。権利をよく理解してそれを行使していかないと、自然と「白票」を投じたことになり、アクティヴィストの活動をそのまま支援してしまうことになりかねない。筆者のこの一連のエントリーはそうしたことに対する危惧から書かれたのは確かだ。ネットを普通に使っている人の間にもデジタルデバイドの格差は厳然として存在するし、多言語を介する者とそうでないものが有する情報格差もフラットなネット社会ではどんどん拡大していく。

筆者は「電子出版」と「ソーシャルメディア」は車の両輪だと考えている。双方のバランスがうまくかみ合わないと車は前進していかない。で、ここでいう車というのは「ジャーナリズム」なのかも知れないし「メディア」そのものなのかも知れない。電子出版は膨大なコンテンツを有している大手出版社が様子を見ている間に小さな所からどんどん死んでいくという事態になったが、ソーシャルメディアのコンテンツというのは必ずしも大手メディアが「保有」しているものでないだけに、牙城としては草の根でも崩しやすいはずだ。だからまずはソーシャルメディア革命を起こすことを一ブロガーとして支援していきたいと常々考えている。

これまでは、あとほんの少しと見えていたラスト1マイルが意外に遠いのではないかというように感じられてきた近頃。近い例でぞっとするのは日本人の英語力だ。恐らく日本人の英語力は戦後60年間以上の間それほど成長してこなかったに違いないし、日本の世界における経済的地位を考えた時に相対的にはむしろ低下していると言えるのではないか。
その原因を考えた時に行き着くのは「読み書きはできる」という根拠を誤った自信と「日本語と英語の言語構造学的な大きな違い」に対する正確な認識ができていなかったことにあると思う。敵を知り己を知れば百戦危うからず、とはよく言ったもので、逆だと完敗する他は無いということだ。
電子出版が案の定大手主導の形で落ち着きかけ、大きな可能性がどんどん殺されていっているように、意外とこの壁は越えられそうで越えられない「バカの壁」に近いものなのではないかという思いが募ってきたら、急に誹謗中傷を覚悟で書きたくなった。

というあたりで、一先ずここでエントリーを区切りたい。続きをするかどうかは読者の反響次第ということで(笑)

ソーシャルメディアでは存在意義を確定するのも読者であり、つまり「黙殺」が一番の武器である。これまではマスメディアの最終兵器であったこの「黙殺権」を一般が行使できるようになったのが最大の変革と言えるのかも知れない。先のエントリーで紹介した藤沢氏の勝間和代に対するコメントは、つまりそういうことであったのではなかろうか。「良い」も「悪い」も「無視」も含めてソーシャルメディアの評価であり、書き手はそれを真摯に受け入れるしかない。

<関連エントリー>
日本でソーシャルメディアが立ち上がらない10(+2)の理由
朝マックでの出来事 (うぃる爺の弁明 2) 

筆者も拝読した「なぜ投資のプロはサルに負けるのか?― あるいは、お金持ちになれるたったひとつのクールなやり方」の著者の藤沢数希氏が10月4日にアップしたエントリーが話題になっている。
勝間和代がネットで叩かれるようになった本当の理由とネット・メディアの未来 と題されたそのエントリーの内容は日本のインターネット・メディアの未来についてかなり重要なメッセージを含んでいると思う。このエントリーの基は勝間和代氏が書いたアマゾンの評価システムに対するブログのエントリーだった。これぞまさにブログを中心にしたソーシャルメディア。今後勝間サイドから反論は来るのだろうか。

それはともかく、ここで藤沢氏はネット・メディアという言葉を使っているが、これは筆者がブログで用いるところのソーシャルメディアと同義であるか、限りなくそれに近いものであると勝手に解釈して話を進めたい。ちなみに筆者も(両者に対して全く無名ではあるが)一ソーシャルメディア・ブロガーとして藤沢氏の下記のコメントには深く賛同するものである。

しかし僕が感じた違和感はこんな一般論じゃない。僕は勝間和代がネットで叩かれるようになった理由はもっと深いところにあると思っている。それは単に有名になってそれに比例して「アンチ」が増えたなんていうことよりもはるかに深刻な問題だ。

そして、本エントリーを書くきっかけになった大事な指摘はこの部分。

僕も含めて、いわゆるインターネットのメディアでがんばっている人たちは、もちろん自分の利益のためにがんばっている。ニュース・メディアなどは当然広告収入が目的だろうし、個人ブログだってアフィリエイトやその他のマーケティング上の目的がある。どんな活動も継続的な利益を生み出さなければ続けられない。インターネットのメディアとてその例外ではない。金儲けから逃げられないし、また金儲けから逃げる必要もない。金儲けは健全な市場経済の中において社会に貢献するもっとも強力な手段だ。
しかしインターネット・メディアに関わる人たちの多くが、金儲け以上の社会的意義を確かに共有しているし、それをとても大切なものだと思っている。日本ではテレビ局の力があまりにも強大すぎるし、テレビに関わる既得権益は日本の政治と深く結びついてしまっている。テレビほど世論誘導を強力に実行しうるメディアは日本にないし、本来、メディアというのは国家権力を監視するというのがとても重要な社会的役割なのに既存のマスコミと国家権力はべったりだ。

現在ソーシャルメディアはまだまだ非力な存在であるが、その意義が非常に大きいことは疑う余地もない。ここで藤沢氏はかようなネット・メディアの未来について下記のように結論づけている。

経済活動というのはある意味で生存競争であり、最終的には抜き差しならない利害の対立になる。Amazonと多くの小規模の書店が決して相容れないように、インターネット・メディアも既存の巨大メディアと全面戦争をはじめる時がやがてくるだろう。今はあまりにも力が弱すぎて、見過ごされているけども。

そう、そんな時代は近いうちに来るのだろう。GoogleとAmazonが合併してソーシャルメディアの一大勢力を築くというプロットで話題になったモキュメンタリー・ビデオ<EPIC2014>が大流行したのは6年も前の話だが、インターネットという情報伝達という点では限りなく万能なインフラが成長を止めることは考えにくい。人類は情報化社会において、もう後には戻れないステージに到達してしまっている。

しかし、しかしである。そのような世界の流れと日本の流れが一緒になるかどうかは別問題である。例え立ち上がるとしても、このままいくとその間にはかなりの時差が生じる恐れがある。
筆者は大胆に、半ば自暴自棄に(苦笑)下記のような問題が解決しない限り、ソーシャルメディアの日本における本格到来はやってきそうで、なかなかやってこないのではないかと考えている。

ここではソーシャルメディアではアメリカ(や欧州)が先を行っているという前提で、その違いを基に筆者の論拠を述べたい。
(肝心のソーシャルメディアの定義については敢えてここではせずに、次のエントリーでまとめることとする)


日本でソーシャル・メディアが立ち上がらない10の理由

1 既存の大手メディアの影響力が強すぎる。
これには二つある。一つはその国土の狭さ故に大手メディア数社のネットワークが日本全土をことごとく網羅してしまっていること。
 日本全土は右向け右でどっぷりマスメディアに漬かってしまっている。そしてそれがどういう危険性をもっているかについても気づいていない。藤沢氏は「日本の統治機構にがっしりと寄生した既存の巨大メディア」という表現を使っているが、その力は未だ絶大だ。例えばアメリカでももちろんマス・メディアは強大だが、膨大な国土と人種の坩堝と言われる多様性、そして国内にすら存在する時差はアメリカをして情報操作をこの上なく難しくしている。アメリカの全国紙もテレビのメジャーネットワークも日本ほど影響をもっているとは到底思えない。勿論アメリカでも重要な事項については操作は日常的に行われているが、戦争をしている国としていない国では情報に対する優先度の設定が異なるのは理解頂けるだろう。(奇しくもその際に最も優先度が高いのはいわゆる「大本営」の発表というやつなのだが。日本は未だにその亡霊を駆逐できていないようだ)

次に、日本人の単一性の問題。これが国民の既存メディアに対しての依存度を極度に高めてしまっている。何より問題なのはその既存メディアにどっぷりと漬かってしまっている状況が簡単には変わらないことだ。
 毎日の通勤途中に必ず見かける電車の中吊り、毎日同じニュースを何度も何度も垂れ流すワイドショー、過激な見出しでしか顧客を釣れなくなってしまっている大手週刊誌などは潜在意識に無言で働きかける。(通勤のほとんどが車で行われるアメリカにおいては以前ラジオが同じような機能を果たしていたのだろうが、近頃ではもっぱらデジタル音楽を聴いているだろう)
この理由の一つは日本がほぼ単一民族に近い人種で構成されており、言語は日本語のみ、そして日本人としてのアイデンティティというのが簡単に伺え知れるほど、多くの人が同じことを考えているということだ。(ここでの単一民族の比喩は、例えば外国人が日本人を見たときに感じる見た目の統一感と近いと思う。黒髪に黒い瞳、似た様な背格好と服装、同じ言語というようなものである。そして「今日本では何が流行ってるの?」とかいう質問が日本人の均一性を物語る有名なフレーズである)
ソーシャルメディアは「個」が抜きん出る舞台であり、既存権力との対決の場である。故にその前に国民が懐柔されてしまっている現状に不満を持たない限り、着火しないことは十分に考えられる。(筆者は平和主義なので安保闘争を再燃させろとは言わないが…)

2 人権意識が低い
- ソーシャルメディアで取り上げられるニュースコンテンツのコアとなる視点を考えた時に、その背後にあるものは「人権」と「個性」の尊重である。日本は先進国の中では明らかに人権後進国であるが、それはつまり「個性」というものを尊重できない文化を有しているということにもつながる。ネット上では相変わらず隣国の国民に対して差別的な用語が飛び交っているが、それをそもそも差別だとも認識していない節がある。「人権と個性」を尊重できない国では「弱いものいじめ」が氾濫する。
日本には多くのグレーゾーンが存在することも問題の一部だ。未成年の喫煙や飲酒、賭博に売春、違法とされていることが平然とまかり通っている現状に国民は不満を持つのではなく、完全に慣らされてしまっている。
弱者の典型は「子供、老人、女性」であり、彼らにとってどんどん住みにくい社会になっていく。親がパチンコに興じている間に子供を車の中に放置しておいて殺してしまった場合、アメリカでは重罪が言い渡される。恐らく他に子供がいたら、その親の親権は取り上げられるだろう。子供というのは一番弱い存在であり、その子供に対するケアをなおざりにしたまま、一方では学級崩壊やモンスターペアレントを輩出するような仕組みを教育の現場で作ってしまった日本は、メディアの根本にある「人権意識」というものに根ざした報道に対して、ワイドショー的な興味本位のレベルを超えた本質的な興味をもてない。

3 政治(や歴史)とジャーナリズムへの関心度が低い
- 日本では政治への関心度があまりにも低すぎる。これは投票率をとってももちろんそうだが、特に若者の間での政治論争など聞いた試しがないくらいノンポリ化が進んでいる。これはつまり「誰を選んでも同じ」という意識を植え付けさせた体制の意向があまりに強く反映されているためである。投票率が下がれば組織票が強いところが伸びる。これは今の2ちゃんねるを見てもよく分かることだ。いい加減、いつまでも必死に妨害活動をしたり扇動作業をしているのはごく一部の人間であり、ネットへの露出度は人の数には比例していないということに気づくべきだ。アメリカ人が日本人より総じて賢いかというと断じてそういうことはないと思うが、政治や人権意識という点では日本よりも遥かに進んでいるのは地域レベルでもよく分かる。(またこれは国民が税金問題に対しても強い意識を持っているということであり、日本は源泉徴収のシステムが納税者の納税意識を希薄化しているとよく指摘される)

4 個性を認めない「出る杭を打つ」文化の存在
- 村八分、ガラパゴス。。。個性を認めないのを旨とする農民気質の日本人にはどうしても「和」を乱す存在を容認するわけにはいかないというマインドセットがある。これはソーシャルメディアの精神と真っ向から対立するものなのである。そして、藤沢氏が指摘する通り、国民が「マスメディア」を上位階層、「ネットメディア」を下位階層としている限り、その杭を打つ力があまりにも強い。これではやっている方もすぐにヤル気をなくすか、あるいは傷ついてどんどん倒れていく。「ペンは剣よりも強し」とは言うものの、お腹をすかせば簡単に死んでしまうということを大手メディアはよく分かっているし、体力的にはまだ彼らのほうが優勢だ。

5 自営・独立をする人が少ない
これは情報を発信する側について。電子出版が既存の紙出版に比べて参入障壁が低く参加しやすくなったのと同様に、その気になればそれこそ「筆一本」で参入できるソーシャルメディアの世界は実は独立のチャンスだ。しかし長らく農村社会であった島国日本ではそもそも中小企業の数がアメリカ(や韓国)に比べると圧倒的に少なく、自営業者や中小企業の経営者を支援するような仕組みやインフラが圧倒的に少ない。一方ソーシャルメディアで生計を立てようとするとそれなりのコミットメントが必要になってくるので、ここにもまた障壁が存在していることになる。よって明確なビジネスモデルが存在しない黎明期に、この業界に飛び込む人間というのは必然的に少なくなるいわゆる「様子見」の状態が続き、結果として立ち上がりがどんどん遅れていく。

6 非営利団体に対する支援と理解の欠如
- チャリティは胡散臭いなんて誰が言い出したんだろうか。アメリカでのネットの活動、ひいてはジャーナリズムの多くは非営利団体や有志によって支えられており、あのウィキペディアだってもちろん非営利団体だ。政府の助成金などのシステムもあまりに脆弱で、「志」や「大義」のために活動をしようとしても、資本主義の壁に押しつぶされて終わってしまうばかり。これではソーシャルメディアは育たない。何故かというと、メディアの大義は儲けるところ以外にあるべきだからだ。商業主義に捉われたジャーナリズムなど何も面白くないし、一方書くのも得意で金儲けも得意、みたいな人間は歴史が示すとおりかなり稀少なケースだろうから。(多くの作家や独立系の記者は極貧生活を続けながらも執筆を続けてきた)あたかもブームみたいに「社会企業家」などと言うキーワードでもって、チャリティを真面目に捉えて活動している人を興味本位のみで取り上げている場合ではない。

7 (英語力を含む)外国語力の低さと国際意識の欠如

- 日本人の英語力の低さは日本語の特異な言語的構造によるところが大きい訳だが、根本的には海外に対しての意識が低いところから来ている。(海を隔てているのだから当然だとも言えるが) 日本の中にあるニュースなんか限られているのだから、世界とつながるソーシャルメディアの世界に目を向けるべきだが、ここでいちいち翻訳サービスを必要としていたのでは肝心の「スピード」がまったくついていけない。つまりここでもソーシャル・メディアは成り立たないのだ。本来は英語教育を(一時的に)捨ててでも言語としての親和性の高い韓国語や中国語を学ぶことで、もう少し国際感覚を身につければ隣国のニュースなどに興味をもつようなケースもでてくると思うし文化交流も深まるはずだが、人権の問題とも影響して日本人は隣国のアジア人に対する持ち前の人種差別意識を乗り越えようとはしていない。

8 PV神話が根深い(大手依存)
- 日本のPV神話は恐ろしい。とあるソーシャルメディアサイトに話をしに行った際に実際にあったことだが、何を言うよりも先に「まずは月間50万PVです、そうじゃないと広告がつきませんから」と真顔で社長に言われたのには本当に閉口した。広告モデルのビジネスの話をしにいったのではなかったんだけども。PV神話が根強く続く限り、(それを望むかどうかは別として)零細でやっているソーシャルメディアのサイトやポータルに広告がつくようなことはない。
PVだけでいったら規模の大きなヤフーやMSNといったサイトに到底勝ちようがないし、彼らの多くは簡単で詐欺まがい(失礼)の「一行広告」みたいなツリ文句で未だに多くのユーザーを扇動している。もちろん特定量のアクセスがあるのは当然だが、迅速性を旨とするソーシャル・メディアの世界では運営主体は零細企業である場合がほとんどであるため、どうしても取り扱う内容は専門的なものにならざるを得ない。この点で、芸能を中心に総合的に情報を扱うポータルにははなから勝てっこないし、本来戦う相手ではない。アメリカでは大手のテレビ広告離れに代表されるように、このような形だけのPV神話は崩壊しつつある。

9 匿名性ジャーナリズムとしての先駆者としての2ちゃんねるの存在
- ある意味日本人の「集合知」とも言うべき2ちゃんねるというBBSが存在している時点で日本におけるソーシャルメディアは早い時期にある程度確立されていると言える。しかし、その匿名性故に2ちゃんねるは一部の「特殊な」人間が集まるところとして一般人からは敬遠されるようになり、最近ではまあすますその傾向が強まっているのではないか。質の悪い「荒らし」行為や宣伝、露骨な情報扇動や個人の誹謗・中傷などが跋扈するあの場に関わりたくないと思う人が増えてきた時点で、マス・メディアはうまく情報操作をしてうまくユーザーを掲示板から引き離していったのだ。ガラパゴス日本を席巻したこの掲示板のもつ意義は大きい。まずは日本では(インフラ的には)ソーシャルメディアが十分に成り立つ可能性というものを示唆したという点、そして次にネットにおける匿名性の問題を明らかにした点、次に「本格的なステージに到達する前になんとなく満足してしまった、つまりやる気をそいでしまった点」である。これぞまさに体制の思う壺(笑)である。ソーシャルメディアの成熟にはその責任の所在を明らかにする「実名制あるいは固定ニックネーム制」が不可欠だと筆者は考える。

10 芸能ネタへの偏り
- 日本は芸能ネタを中心とするいわゆる「三面記事」がニュースの花形である。ワイドショーを見ていたら誰の目にも明らかだ。これは例えばウィキペディアの記事構成にもそのまま現れていて、あれだけ規制が厳しいにも関わらず芸能関係のエントリーが全体の7割以上を占めるという噂があるくらいだ。(要検証 笑) こちらは検証できなかったが、記事ごとのアクセス数ランキングは公開されている。これを見る限りでは少なくとも英語版よりも日本語版のほうが芸能関係に偏っているということはコメントしても差し支え無いだろう。芸能ネタの多くはテレビ局やプロダクションから営利を目的として伝えられるものであり、(それが芸能人の日常を取り上げる様なパパラッチ的なものでない限り)ソーシャルメディアにはあまり適していない。一般人の関心がここに偏っている限り、ネットのアクセスというのは常にそれに大きく左右される訳で、硬派なソーシャルメディアサイトを立ち上げようにもそもそも対象となるネット利用者がかなり少ないと考えられる。例えば私は自分のブログの潜在読者なんて最大でも50万人くらいしかいないと考えている。
(*だが、こと芸能ネタに関してはどうしてもプロダクションからの情報が必須になってくるため、マスメディア向けなのだが、ライブレポートやファンクラブでの情報交換などはファンが草の根的に内容を伝えるのに最適なため、実はこの分野で大きなブレイクスルーが起こり、ソーシャルメディアが立ち上がる可能性はある)

(以下は次点)
11 携帯からネットに接続している人口の比率が高い
- アメリカではiPhoneの普及によりようやくスマートフォンでのウェブ閲覧というのが一般的になりつつあるが、日本ではiモードなどの携帯サービスを通じてでしかネットを使わないという人口がまだまだ多いようである。パケット代の問題もあるが、そもそも公式コンテンツに上がらない限りはアクセスを稼ぐことができないのに対し、キャリア側からすると自前のサイトに誘導したい(特にソフトバンク)訳だから、ここには利益の相反が生じる。(そもそもソーシャルメディアは既存のメディア業界の構造変革であり、立ち上がるまでは大手はみな逆風である)

12 宗教上のノンポリが多い
- 宗教は政治や人権とは切ってもきれないものだ。「日本人は無宗教だ」と世界から判を押したように理解されるくらい日本人は宗教的にノンポリである。これに対して欧米型のメディアは「正義」の論争はしばし宗教観を土台にしたものである。「宗教なんか科学的じゃないから現代人は信じるべきじゃない」なんていう訳のわからない理屈を並べて自身の宗教への無理解と不寛容を正当化しているのは先進国の中でも日本くらいだろう。信教の自由は自分の権利を認める代わりに、他人にもそれを認めるというものであり、異なる視点からの意見を尊重しながら交流する場というのが必然的にあちこちで生まれるようになる。

キーワードでまとめると「マスメディアの影響力と国民の依存」、「興味をもつ対象範囲の狭さと無関心」、「(個性を認めようとしない)村八分への危機感」、そして言語力である。

しかし、ここで誤解して頂きたくないのだがこれらはつまりガラパゴスと揶揄される「島国根性」といういわば日本人の一番良い部分の裏返しでもある。このため、もしかしたら日本はソーシャルメディアを立ち上げないという選択肢を無意識の内に取ってしまうのかも知れない。そう、ちょうど電子出版でも大きな可能性の芽がどんどん摘まれていってしまっているのと同じように。
これが無意識の内ではなく、日本国民の総意としてソーシャルメディアではなくマス・メディアへの継続的依存を選択するなら、それはそれで仕方ないことだと筆者は考える。

では、ソーシャルメディアとは一体何なのか、この難しい議題については次のエントリーで筆者なりの見解をまとめていきたい。

ソーシャルメディア革命 に続く)

前回からの続き 世界を舞台にメンターやエンジェル、あるいは投資顧問として活躍されている吉田宣也さんに英語上達の秘訣についてお伺いしています)

外国語上達の四象限

外国語上達の四象限

Q3:では例えばここでいう「縦軸」同士や「横軸」同士のシナジーを利用して、英語を効率的に勉強する方法ってありますか?

吉田: あります。例をあげますね。
まずは、左の縦軸「聞く」と「話す」の相関関係を利用した上達法です。

☆1秒ディレイリピート法:英語を聞きながら、聞いたままをおうむ返しに口に出してしゃべる方法です。最初は意味がわからなくてもいいんです。また、知らない単語があったり、聞き取れなかった部分があってもいいんです。素材としては、ビデオを掲載しているニュースサイト、例えばCNN.comなんかがいいでしょう。内容や出てくる用語がわからなかったら、いったん関連する記事を読んでからこれにチャレンジするとだいじょうぶです。

立入:なるほど、これは通訳学校なんかでも最初にやるシャドウイングという手法ですね。

吉田:そうらしいですね。これはかなり有効なんです。注意事項として、発音も、アクセントも、抑揚も、全てまねることが重要です。これを続けると、「ほんとに英語みたいに聞こえる英語」が話せるようになっていきます(笑)

立入:あははは。確かに、ネイティブからすると全く英語に聞こえない英語を話す人って結構いますよね。勿論私の英語も昔はそうだったと思いますし。
発音のせいもあるんでしょうけど、それだけじゃないですよね。英語特有のイントネーションや強弱といったものを身につければ、格段にそれっぽく聞こえるようになりますし、第一相手にしっかり伝わるようになりますよね。

吉田:その通りだと思います。さて、次の例は、受信系の横軸シナジーを活かす例です。

☆字幕音声同期法: 名前は大げさですが、実はなんてことないんです。好きな洋画のDVDで、音声を英語に設定し、字幕も英語に設定し、字幕を追いながら音声を聞く訓練です。自分の英語レベルによって、最初は一度その映画を日本語音声・日本語字幕で観るとか、英語音声・日本語字幕で観る、とかしておけば、内容は頭に入るのでスムーズです。好きな映画、好きな俳優を選べば全然つらくない練習になると思います。慣れてくると、俳優がしゃべってることと、字幕に出ることが異なるときがあるのに気づきます。

吉田氏近影

吉田氏近影

立入:なるほど。あれ?気になったんですが、今あげて頂いた2つの例は、どちらも英語だけの世界で完結する勉強法で、日本語は介在しないんですね!

吉田:そうなんです。この2つの訓練では、日本語は頭から忘れ去って取り組んだほうが効果的だと思います。

慣れたら少し応用編にもチャレンジしてみて頂きたいと思います。たとえば、洋画DVDで、とくに好きな場面に絞って、まずは1秒ディレイリピート法を何度かやる。英語字幕あり、なし、の両方をやってみる。次に、音声ボリュームをゼロにして、字幕を観ながら自分が俳優の台詞をしゃべってみる。あるいは、英語のニュースビデオを聞きながら、1秒ディレイではなくて、1センテンス、または適当に、自分の頭のバッファーに収まる長さで一時停止し、その部分を繰り返して言ってみる。ただし、2度繰り返してみてください。2度目を同じようにしゃべるのが結構難しいことに驚くのではないかと思います。でもそれができてきたら、そのフレーズは半分自分に身についたと言えると思います。

立入:発音、抑揚、アクセント、セリフと一気に学ぶことができて実戦でもすぐに使えそうですね。映画を原語で理解できるようになると、俳優さんのアクセントなどに注意がいくようになって、誰々の話し方が好きとかがでてくるんですよね。ちなみに私はキアヌ・リーヴスの喋り方が好きなんですけども。あの斜めに構えた感じが何とも言えない(笑)

(続く)

吉田氏対談  2  へ

メンタルを変えることであなたの英語力を飛躍的に向上させるZEN ENGLISHの一環として、これからしばらく筆者が今まで会った中でもトップクラスの英語使いの皆さんとの交換書簡という形でのブログ対談を連載していきます。記念すべき最初の対談はウイルス・バスターでお馴染みのトレンドマイクロ社の日本での創業者である吉田宣也さんです。

吉田宣也氏関連リンク
吉田宣也公式サイト
ブログ
MIT-EFJ

ルース駐日大使とSBI北尾氏との3ショット(一番奥が吉田氏)

ルース駐日大使とSBI北尾氏との3ショット(一番奥が吉田氏)

吉田さんは日本でも数少ないメンターあるいはエンジェル投資家として、ビジネスにおける後輩の育成を世界規模で展開されているという今の日本にとっては非常に貴重な存在です。その活動を支えているのは彼の長年のビジネスの経験やスキルは当然のこと、その卓越した英語力にあると思います。

Q1 まずは英語を学び始めた時期ときっかけをお聞かせください。
吉田: はい、若い時期からその重要性を認識して研鑽を重ねてきました、などと答えられたらいいんですけど、まったくそんなことはなかったです(笑)。 高校まで日本で過ごして、突然、単なる冒険心から海外に飛び出したくなった、そこで、日本語って日本でしか通じない!という現実に直面(笑)、とりあえずかじった外国語としては英語しか思いつかなかったので、それが使われている国として米英などを検討、気候も考慮して(笑)カリフォルニアの大学を選んだ、そんな感じです。で、行ってみたら日本の学校でいちおう優秀だった英語力では全く歯が立たないことを思い知らされ、その敗北感、挫折感が英語を磨くエネルギーに変わった、というところです。答えになってますかね?(笑)

立入:もちろん十分参考になります。(笑)

吉田:きっかけとしてはそんなものなのですが、普通の日本人留学生(当時は少なかったです)と差がついてきたのは3年目くらいからだったかも知れません。というのは、一般に日本からの留学って、半年から2年程度の期間、ということが多いじゃないですか。それって、もったいないぐらい中途半端な期間だと感じます。到達したい語学力のレベルが、日常会話程度で良いならそれで構いませんが、語学をやる、というより、言語をマスターする醍醐味が感じられ始めるのって、そこから先でどんどん出てくると思うんです。

立入:筆者自身も10歳の頃から英語を学習し始めて、大学で留学を経験し、長いこと英語を勉強してきた立場なのですが、その過程で英語の壁にぶつかっている人というのを多く目にしてきました。筆者自身も経験していることですが、英語は日本語とかなり異なる言語なので、初級・中級・上級それぞれのレベルで何段階かの壁があるように思えます。

Q2 英語のラーニングカーブででてくる「成長の壁」をうまく乗り越える方法について、英語学習者に何かアドバイス頂けませんか?

吉田:あー、そういう「成長の壁」に関して一般的な認識があるんですねー。 私は知らないかも知れないので、自分の体験や手法をお話する前に、その一般論って教えてもらってもいいですか?

立入:一般的には英語力の成長カーブはなだらかなカーブを描いて上昇するというよりは、階段のようだと言われます。つまりある一定の期間同じレベルが続いて、どこかでブレイクスルーがあって、急にパッと上の段階に行ける、みたいな。僕も経験上正しいように思えますね。急にネイティブの英語が聞き取れるようになった瞬間とか、自分の発音が通じるようになった瞬間とか。

吉田: なるほどですね。私の持論として、外国語の「読む、聞く、話す、書く」の4つの行動に分かれるのですが、その4つはこのような4つの象限に並ぶと思うんです。

外国語上達の四象限

外国語上達の四象限

つまり、言葉は、話し言葉と書き言葉、に大きく二分され、発信と受信に二分されるということです。 このとき、話し言葉系の2つのアクティビティは、ほとんど二人三脚で上達する。書き言葉系も同様、そして、発信系の2つも、受信系の二つも、やはり二人三脚の関係なんです。

それがどういう意味をもつかというと、たとえば自分でLとRの発音が正しくできるようになると、とたんに耳がLとRの聞き分けられるようになる。とか、映画などで素敵なセリフを聞いたら、使ってみて自分のものにする、とか、メールで説得力のある表現を見かけたら、見習わせてもらって、別の機会に自分が応用して使えるようになったり、とか。これらが図でいう縦軸方向の相関関係になるわけですが、一方で、横軸方向のシナジーもあるんです。ある主張をするときに、その主旨や結論と、それを裏付ける根拠とか理由とか背景とかを効果的な順序に構成して述べるというのは、話すときでも書くときでも同じように大切ですよね。

ここまで議論してくると気づかされるのが、「英語力」を議論するときに要求される力の一部は、英語の能力ではなく、概念や論理を扱う力であるということです。その証拠に、あの人は英語を使いこなしている、という日本人がいたとしたら、ほとんどの場合その人は日本語においても能力が高いはずだと思います。立入さんも海外にいて、そう感じることが多いのではないですか? たちが悪いのは、日本語も英語もよく話すけど、よくよく聞いてみると内容がない人っていますよね。そういう人って、本当に言葉をあやつる力があるかと言うと、違うんじゃないかな、って。 

立入:なるほど~。さすがによく分析されていますね、マーケティングや投資分析の専門だったりされるのがよく伺えます!
(続く)

吉田氏対談  へ

すでに出荷が始まり、オープンボックスのレビューなどが伝えられていた新型Apple TVがすでに「脱獄」されたという。

Apple TV 解体レポート by MacLife

Jail Breakを伝えたのはWiredの下記のエントリー
AppleTV Runs iOS, Already Jailbroken

So what’s inside? According to the Dev Team member Will Strafach, “the new AppleTV OS seems to be a mashup of the old AppleTV OS and iOS.” This, he says, means that existing AppleTV hacks (or “frappliances”) may already work. Frappliances are the plug-ins that add functionality to the original AppleTV. Also, all of the iOS software frameworks are present, which could allow hacks to enable video-conferencing, for example (if you could figure out how to hook up a camera) or even let you install the iPad Hulu app.

Read More http://www.wired.com/gadgetlab/2010/09/appletv-runs-ios-already-jailbroken/?utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed:+wired%2Findex+(Wired:+Index+3+(Top+Stories+2))#ixzz116gqm81m

中身は単純で旧Apple TVとiOSのマッシュアップとのこと。FlashATVのような既存のハックツールが既に使えそうだ。つまりBOXEEも対応可能ということか。Apple TV向けのApp Storeが登場する兆しは十分に見て取れるという。やはりApple TVはスティーブ・ジョブズの野心作である。

脱獄させたもう一人のWillの最後のコメントが気にかかるところだ。

A final word from Strafach: “The most interesting thing about the new AppleTV OS is that all binaries are marked iPad-compatible. I do wonder what Apple is planning….”

Read More http://www.wired.com/gadgetlab/2010/09/appletv-runs-ios-already-jailbroken/?utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed:+wired%2Findex+(Wired:+Index+3+(Top+Stories+2))#ixzz116h7iwhh

先日公開されたAirPlayではiPadからAppleTVへのストリーミングが説明されていたが、最近はこの逆の事例がむしろギークの間で取りざたされている。つまりAppleTV向けのサービスを全てiPadでも使用できるのではないかということ。(NetFlixのストリーミングなども含めて)

(日本語の説明はスラドにて)

日本語以外にも英語や韓国語でも出版していきたいと考えている野心作「ウィキペディアンの憂鬱」はまだ始まったばかり。
ここでは番外編と称してこの作品を読み解くカギや執筆の裏話などを解説していきたいと考えている。

まずあらすじだ。

<あらすじ>
「柳田礼人はロサンゼルス在住のソーシャルメディアブロガーであり、本業は電子出版業と翻訳で食いつないでいるものの、早く執筆業だけで生計を立てていきたいと考えている。ブロガーとして「電子ブックレポート」を配信して、日本でも知名度が上がってきたものの、まだまだ執筆だけでは食っていけず、商業ブロガーというものが本当に成立するのかと懐疑的になりながらも、自身の才能を信じて日々苦闘している。
柳田はとあることから、インターネット上の「人類の集合知」と呼ばれるウィキペディアの編纂に携わるようになり、ウィキペディアン(ウィキペディアのボランティア編集者の総称)の一人となる。そのスキルを使ってちょっとした金儲けを思いついた柳田は霜田という現地コミュニティの有力者から金を受け取り霜田の項目作成に着手するも、これがきっかけで柳田は日本版ウィキペディアの深い闇に身を投じることになる。。。果たして柳田が目にした「ウィキ」の闇と65人の管理者を含むウィキペディアンの苦悩とは?ソーシャルメディアやWeb2.0の先駆けとして誕生した「人類の英知の結晶」とも言えるウィキの存在意義と本来のあり方を世に問う衝撃の話題作。

勿論「衝撃」も「話題」も筆者の脳内の話だが、それくらいのインパクトがある作品だと考えている。

ウィキペディアのトップにはこういう表記がある。

ウィキペディアはオープンコンテントの百科事典です。基本方針に賛同していただけるなら、誰でも記事を編集したり新しく作成したりできますガイドブックを読んでから、サンドボックスで練習してみましょう。質問は利用案内でどうぞ。
現在、ウィキペディア日本語版には約 706,941 本の記事があります。

サンドボックスというのはウィキの執筆をするに欠かせないタグ(HTMLみたいなもの)言語の構造を理解し練習するためのページである。

執筆に対してのガイドラインとしては Wikipedia:基本方針とガイドライン に詳しい。

ここで述べられている五本の柱というのがウィキペディアの全ての指針の基礎であるとされている。下記がその五つである。

ウィキペディアは百科事典です。
~ウィキペディアは、総合百科・専門百科・年鑑の要素を取り入れた百科事典です。すべての項目は、独自の研究を認めない方針に従う必要があり、正確となるよう努力しなければなりません。ウィキペディアは、個人の意見・経験・議論を書き込み、自説を披露する演説台ではありません。また、単なる情報やデータを無差別に収集する場所でも、雑学集やトリビアコレクションでもありません。自費出版の請負業者でも、無政府主義や民主主義の実験場でも、ウェブページのリンク集でもありません。

ウィキペディアは中立的な観点に基づきます。
~これは、どの観点に基づく主張もしないような項目を書くように努力することを意味します。時には、複数の観点を記述する必要もあるでしょう。その場合、各々の観点を正確に記述します。また、各々の観点の背景を説明することにより、その観点は誰の主張なのかを読者が理解できるようにします。そして、どの観点も「真実」や「最良の観点」と紹介しないようにします。中立的な観点に基づくということはまた、可能な限り検証可能で信頼できる出典を明記するということをも意味します。とりわけ論争となりがちな話題では出典の明示が求められます。

ウィキペディアの利用はフリーで、誰でも編集が可能です。
~すべての文章はクリエイティブ・コモンズ 表示-継承 (CC-BY-SA)およびGNU Free Documentation License (GFDL)下にライセンスされており、これらに従って配布したり、リンクしたりすることができます。項目は誰でも変更可能で、どの個人も特定の項目を支配できない、ということを受け入れて下さい。したがって、あなたが投稿したどんな文章も容赦なく編集される可能性がありますし、コミュニティによる再配布をとがめることもできません。著作権を侵害するようなものや、CC-BY-SAやGFDLと矛盾する方法でライセンスされているものを投稿しないようにしてください。

ウィキペディアには行動規範があります。
~他のウィキペディアンと同意できないときにも、彼らに敬意を払い、礼儀正しくしてください。個人攻撃や抽象論を振り回すことは避けて、編集が白熱しても冷静さを維持してください。Three-revert ruleを守って、無益な編集合戦に陥らないようにしてください。ウィキペディア日本語版には、編集・議論の対象となる項目が704,516もあることを忘れないでください。誠意を持って行動し、あるひとつの点を例証するためだけにウィキペディアを混乱させることのないようにしてください。他の人の言動を善意にとってください。寛大になって、受け入れるよう心がけてください。

この5つの原則の他には、ウィキペディアには、確固としたルールはありません。
~良い編集で満足を得るためにも、項目の編集や移動は大胆に行ってください。完璧さは要求されていません。また、台無しにすることについて心配しないでください。項目の過去の版は全部保存されているので、知らずにウィキペディアに損害を与えてしまったり、取り返しのつかないほど内容を破壊してしまう、といった心配はありません。しかし、あなたが書いたことは何であっても編集履歴上に後々まで残ることも忘れないでください。

また、一見矛盾するようだが、日本語版にはこれに加えて「ルールを無視しなさい」というガイドラインも存在する。

Wikipedia:ルールすべてを無視しなさい
もしも、ウィキペディアの改善や維持をしようとするときに、いまあるルールが邪魔になるのなら、(ケースバイケースで)そのルールを無視してください。

そしてこのセンセーショナルな追加項目については、本ページの裏側、編集者同士の意見交換の場であるノートで熱い議論が繰り広げられている。

そして、これらはウィキペディアの世界を理解するほんの第一歩に過ぎない。

<関連エントリー>
ウィキペディアンの憂鬱 はミステリ小説に
序章 ソーシャルメディアとジャーナリズム ~ ウィキペディアンの憂鬱 (1)
ウィキペディアは誰のものか? - ウィキペディアンの憂鬱 (0) 連載開始前のメッセージ

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