30 3月 2010
アップルは3月30日(米国時間)iTunes9.1のリリースを行った。同日付のMacRumorsのエントリーでは下記のように伝えられている。
iTunes 9.1 comes with several new features and improvements, including:
- Sync with iPad to enjoy your favorite music, movies, TV shows, books and more on the go
- Organize and sync books you’ve downloaded from iBooks on iPad or added to your iTunes library
- Rename, rearrange, or remove Genius Mixes
Apple’s iPad is scheduled to launch in the U.S. this Saturday, with the iBooks application and iBookstore expected to go live there at approximately the same time.
iBooksとiBookstoreもほぼ同時期にリリースされる見込みとのこと、そうでなかったら困るが(苦笑)4月3日は入手直後のiPadについてのエントリーを掲載したいと考えている。
3月末日までにアマゾンからは期待されていた日本語フォントの追加は無かった。これでほぼiPadのiBooksが先に日本語対応することが決まったようなものだが、これを受けて日本の電子出版も大きく様変わりしていくことだろう。
昨日EBook2.0 Forumの鎌田氏と打ち合わせをした折に、電子出版に関する書籍の共同執筆案がほぼ固まった。書籍は入門編に始まり、それぞれテーマを異にした数冊をシリーズとして出版していく予定なので期待されたし。(電子出版についての内容を紙媒体で出版することには抵抗があったのだが、やはりまだ立ち上がりきっていない日本では電子媒体だけでは市場に与える影響が弱いと考えた。いたしかたない。
また電子出版SNSについてもEBook2.0との共同運営をしていく方針で合意した。これから忙しくなりそうだ。
27 3月 2010
昨日は立教大学であったIGDA(International Game Developers Association) Japanのイベントの開始前に同団体代表の新清士氏にお会いし、ゲーム業界や今後の電子出版の展望などについて歓談させて頂く場をもつことができた。
新氏は日経ITプラスで「新清士のゲームスクランブル」という人気コラムを執筆されている。ゲーム業界や最新のIT業界にも明るく、世界的な観点から日本の現状を見つめて正しい方向性へと導くことのできる数少ないオピニオンリーダーの一人である。以前からお話したいと思っていたが、先日同コラムで電子出版に関するエントリーを読ませて頂いたのをきっかけに、ぜひ筆者が主宰している電子出版SNSに参加頂こうと、兼ねてから親しくさせて頂いているゲーム業界では随一の海外事情通として有名なナウプロダクションの大信氏にご紹介頂いた。
2時間弱ほど有意義で非常に楽しい歓談の時間をもたせて頂き、参考になることも多かった。またSNSへのご参加も快諾頂いたので早速招待状を出した。このように電子出版やソーシャルメディアというプラットフォームを通じて、世代や専門分野を超えてオピニオンリーダーがどんどんつながっていく時代はすでに到来しており、あっという間にメディア業界の勢力図も変わってしまうのかも知れない。少なくともユーザーやゲーマーといった消費者はそれを切望していると思う。何でも2.0にすればいいという訳ではないと思うが、いうなればメディア2.0の誕生であり、電子出版がそれを牽引していく力の一つであることは間違いない。
立教大学には今回初めて訪れたのだが、正門のところにきれいに桜が咲いていた。
次に立ち寄ったのはチームで戦うリーグ戦が売りのビリヤード競技団体JPAの主宰者の一人で筆者の高校時代からの親友安田光一朗君が参加したビリヤードのプロ・アマトーナメントの会場だった池袋ROSA。(観戦記はまた別のエントリーにて)トーナメントの名前はFUJIYAMA!ブスタマンテやレイズというフィリピン人の世界トッププロも参加していて、なかなかの熱狂ぶりだった。(おもわずふとした出来事からレイズと話をできたのが面白かった)
帰り際に一緒に食事をしてからアカデミー作品のハートロッカー(Hurt Locker)を観に新宿へ。題名はカタカナだと勘違いしやすい(というかそれを見込んでるのか?)が、少し特殊な用語で爆弾で負傷すること、あるいは極限の苦痛地帯、とかいう意味だそうな。爆弾の特殊処理班が特殊なスーツをきて解体処理に赴くあの危険な空間のことだ。
シリアスなテーマだが、さすがにグイグイと観客を引き寄せていく力のある見応え十分の作品だった。(ちなみに主人公はWilliams Jamesという名前らしく、劇中ではウィルと呼ばれるのでその度に無意識に反応してた自分がいたのが笑えた)
池袋駅近くでみたもう一つの桜。こちらのほうがよく咲いている。
PR:日本初の電子出版SNS EBOOK2.0では電子作家と編集者の方を中心に電子出版の無料カウンセリングや最新の電子出版事情についてのニュースや意見交換の場などを提供している。参加は今のところ無料承認制なので興味がある方はぜひご参加ください)
27 3月 2010
iPadの先行販売はずいぶん堅調なようだ。
アップルの公式サイト上でiPadの出荷時期がこれまでは、「発売日当日配達」だったのに、「4月12日までに出荷」に切り替わっていることをMac Rumorが指摘した。
発売日までに60万台という予測を以前伝えたが、もしかしたらそれよりも速いペースで売上が立っているのかも知れない。製造業で購買職をしていた筆者の感覚からすると、例えば300万台を初回生産ロットで製造し、発売当日までに準備するための空輸便移送分を100万台としていたのが、間に合わなくなりそうで追加で50万台を空輸で、みたいなイメージか。あるいは200万台の50万台で追加が50万台? (そんなこと類推しても始まらないが)ボジョレーヌーボーじゃないが、iPad解禁はキンドル解禁よりもはるかに大きなインパクトを市場にもたらすであろう。
ただ、日本ではそのサイズ感から女性が持ち運ぶというのには問題が多くありそうで、その意味でカバンなどのアクセサリーを製造するメーカーがセンスのいいものをデザインしてくれることに期待したい。
27 3月 2010
以前もこちらのエントリーの一つで紹介したアゴラブックスがいよいよ次なる動きを開始するらしい。
池田信夫氏や西和彦氏ら、新会社で電子書籍出版へ–著者を公募(引用元:CNET)
経済学者の池田信夫氏や元アスキーの西和彦氏らが設立したアゴラブックスは、iPadの発売にあわせる形で4月より日本語電子書籍の発刊および販売を開始する。
同社では、書き下ろし書籍を新刊として販売するほか、出版社と協力して既刊書籍を「電子文庫」として販売する。またインターネットで著者を公募し、審査した上で電子書籍として販売する「ダイレクト出版」も手掛ける。そのほか、学術書も取り扱う。読者からの復刊リクエストも募集する。
閲覧には、ブラウザでプラグインを導入することなく利用できる「AJAXビューワー」開発している。書籍データをサーバ側に起き、読むときだけデータにアクセスするクラウド方式にしている。
上記はCNETの記事からの抜粋だが、アゴラブックスは間違いなく日本の電子出版市場を切り開いていく先駆者となるであろうことがこの短い抜粋からだけでも伺える。
ポイントは1.既存出版物と新規の出版物という二つの市場をにらんでいること、2.「審査」、つまりフィルターつきの自費出版モデルへの対応、3.学術書への対応、4.(絶版となったものの)復刊サービス、そして最後に5.クラウドへの対応、である。今日本の電子出版市場が立ち上がるのに際して必要なポイントのほとんどが網羅されているのはさすがである。
AJAXビューワーのほうは見てみないとなんとも分からないので、ここではポイントから一応はずしてみた。(*ちなみに本文太字の部分では助詞「を」が脱字している)
注目の初期タイトルは
# 著者ダイレクト出版
池田信夫:「新・電波利権:アナログ放送はなぜ止まるのか」、「イノベーションの法則」
西和彦:「ベンチャーの父・大川功」、「ITを読む365冊+α」
片山さつき:「構造改革は終わらない(仮題)」
# 電子文庫
池田信夫「ハイエク 知識社会の自由主義」、「ウェブは資本主義を超える」、「過剰と破壊の経済学」
松下幸之助著作・江口克彦著作
# 学術出版
池田信夫「情報通信革命と日本企業」
西和彦「統合メディアシステムのアーキテクチャ」
だそうだ。池田氏は今日本のネット言論界で最も有名な人物の一人であるから、今後彼が陣頭指揮を執る「アゴラ」の旗の下に集まっていく作家は少なくないだろう。いよいよ日本の出版業界の勢力図が変わっていく時が近づいてきたのかも知れない。4月3日のiPadの発売がいよいよ日本の出版業界にとっての「第二の黒船」到来の時期である。今回は「キンドルとiPadたった二杯で夜も眠れず」ということになりそうだ。月曜日にもう一度筆者の日本のパートナーであるメディアタブレットとの会合があり、その翌日にはEBook2.0の鎌田氏との打ち合わせがあるので、もうすぐ我々の構想も明らかにできると思う。
23 3月 2010
筆者は大阪生まれだが、父(立入姓は母方の苗字なので別姓)は奈良出身で現在地元奈良でタクシーに乗っている。なかなか関西に出張することがないので、今回は大阪の実家に滞在するついでに奈良にいる父を訪ねることにした。春分の日は父の出勤日だったので、タクシーを少しの間貸しきらせてもらい、祖母の墓参りや4月から始まる遷都1300年記念行事の準備に追われている奈良の街を少し観光させてもらった。よく神戸・大阪・京都を三都物語というが、日本で一番古い都である奈良をほっておくのは何事だといって今奈良を足して四都にしようという運動がもちあがっているらしい。(ある意味一番古い都なのに神戸を外して三都にしろといわないのが、しおらしい 笑)
メインイベント会場が設営されている大極殿近影
当時はまだ桜はほとんど見れない状態だったが、氷室神社というスポットはいつも桜が早くさくらしい。しだれ桜で有名な氷室神社の桜はこんな感じだった。
ひいて見るとこんな感じ。
縁があってさくらを冠する会社をやらせてもらっているが、筆者が最も愛する短歌もさくらにちなんだものである。多くの方がご存知だと思うが次の句だ。
願わくは花の下にて春死なむ そのきさらぎの望月のころ
ウィキによると、西行はこの歌の通りに桜の時期に逝去したらしい。筆者は中学生くらいにこの歌に初めて触れてから、何故かこの歌の魅力に心を奪われ続けている。
また一世風靡セピアというグループを一躍有名にした「前略、道の上より」(作詞:セピア 作曲:GOTO)という歌の出だしの歌詞もまた好きなフレーズである。
咲きほこる花は 散るからこそに美しい
散った花片(はなびら)は 後は土へと還るだけ
さすがに歌謡曲だから、かかり結びのこそを普通(已然形を受けるので本来は美しきけれ)に受けてはいないものの、なんとも心に残るフレーズである。人気アニメの主題歌にもなった「汚れつちまった悲しみに」は詩人中原中也の有名な詩の一節であるから、筆者はこちらの歌詞もどこかからの引用かとぼんやりと思っていたのだが、調べてみたらどうやらオリジナルらしい?(違うかったら教えてください) なんとも素晴らしいフレーズであり、強く心を打たれる。
海外の人には「花見」の心はなかなか分かりにくいらしいが、咲くのが切望された挙句に、咲いたらぱっと散ってしまうはかない桜の命と、その刹那的な美をこよなく愛して花の下に集う催しを続けてきた日本。海外にもっとアピールしてもいいすばらしく「粋な」文化だと思う。
(オマケ)
ちなみに最後はやっぱりハーフ奈良人としては気になる物議を醸した奈良遷都1300周年のマスコット、「せんとくん」。個人的にはデザインは受け入れがたかったが、最終的には反対意見も通らず、採択されてしまったようなので、こうなったらサポートするしかない。
商店街に一体大きいのを見つけたので、撮影。居心地よさそうだ(笑)
22 3月 2010
アマゾンがタブレット用のキンドルアプリを発表しているページがあることを見つけた。
Kindle Apps for Tablet Computers (Including the iPad)
名称をPCとは言わず「Tablet Computers」(日本語でいうところのタブレット機、か)とし、最後にわざわざiPadに言及しているあたりが面白い。しかし、これはいつものアマゾンのメディアリリースサイトでは取り上げられていない。タブレットといった際にはWindows機も含まれると思うのだが、そちらはKindle for PCでカバーされるはずなので、ここでいう「タブレット」は実際にはiPadのことではなかろうか。(それとも他のリーダーにもアプリで対応してくるということか)なんとも言い得て妙(!?)、という感じである。先日アップルはiPad用の初回アプリの申請受付を開始したところだったので、それにアマゾンが申請を出したということか。キンドルは実際にはKindle for iPhoneでかなりシェアを増やした実績があるので、このiPadを含むタブレットの波にも乗っかろうとしているようだが、そうするとiPad上でiBooksとKindle storeがいよいよ正面衝突することになり、同一、あるいは類似コンテンツの価格差の問題などがこれからあちこちで起こるだろう。
筆者の感覚ではKindleのユーザーとiPadのユーザーはかなり違う層だと思うのだが、これでiPadもキンドルがカバーしたら、リアルの書籍販売を含めほぼすべてのユーザーを取り込めるアマゾンと、さすがにWindows陣営を取り込めないアップルとでは前者に分がでてくるのかも知れない。
注目すべきは、iBooksライクなページめくり機能などを紹介しているところで、明らかにiBooksを意識してきている点だ。ただ、これまでのキンドルストアはモノクロがベースのものが多かったし、iPadは先日のPenguin社のデモではないが、かなりインタラクティブな雑誌系のコンテンツを投入しようとしてきているので、価格の差がない限りはiPadユーザーはほとんどのコンテンツをiBooksで購入することになるのではないだろうか。これに対して、Kindleは先日から発表されてはいるものの具体例がなかなか出てこないKDK (Kindle Developer’s Kit, インタラクティブコンテンツ作成ツール)使用のコンテンツ供給をもとにオリジナルコンテンツをiPadも含めたプラットフォームで展開しようと目論んでいるのだろう。
こうなるともはや、性能的には見劣りするKindleはいわゆる「本の虫」系の年配読者層用にキープされるのみとなり、Kindle Appという「ソフトベース」で対応端末を増やして、全方位型の囲い込み戦略にでてくるのだろうという動きも推測できる。(昔のアップルがソフト会社だといい続けながら、結果的には端末メーカーに近い形になってきたのを思い出す) これまでのアマゾンはどこまでいっても「書店」という実業ベースのビジネスが主な会社であったが、紙媒体の流通という物理的なインフラビジネスはキープしつつも、これからは電子書籍流通のいわば「見えないインフラ」として君臨していこうとするビジョンが伺える。(ただ、このところのアマゾンは勢いにまかせて短期間に手を広げすぎている感覚も否めないのも事実だ) また、iBooksは最初から多言語で対応してくると言われており、この中には日本語のようなダブルバイト文字を必要とする言語も含まれるという情報を入手している。多言語対応という点では、これまでiPodやマックブックを世界的にも秀逸な多言語デバイスとして供給し続けてきたアップルに分があるだろう。この点で月内にアマゾンが日本語フォントを投入してくるかどうかに筆者は注目している。それは、これがアマゾンのビジネス戦略における日本市場の意義を理解するカギだと思っているからであり、それにより、今年から本格化する日本の電子出版市場が大きく左右される可能性があると考えているからだ。
このように電子出版を巡るこの2強の対決は激化しており、ついにiPadという端末で直接対決することとなった。いわゆるLate Adaptorを中心に強力な紙・電子書籍流通インフラを構築しつつあるアマゾンと、革新的なコンテンツを供給して常にEarly Adaptorを刺激し続けるアップル、ふと気づいたらどんどん置いてけぼりにされていきそうなSONYを含む、その他の電子ブックリーダー陣営はこの強力な2大勢力に対してどのような策を講じるつもりなのだろうか。この点で筆者は実はこうした端末ベースの対決以外にもう一つの「端末を中心としない」電子出版市場の拡大シナリオも予期しているので、折に触れてそのもう一つのシナリオにも言及していきたい。
21 3月 2010
Macrumorは3月19日にアップルがiPad用アプリの受付を開始したと伝えた。
Apple Officially Invites Developers to Submit iPad Applications to App Store [Updated]
iPad will begin shipping soon and your opportunity to be part of the grand opening of the iPad App Store starts today. Submit your iPad app now for an initial review by the App Review Team and receive feedback on its readiness for the grand opening.
Submit Your App by March 27.
- Build and test your iPad app using iPhone SDK 3.2 beta 5 available on the iPhone Dev Center. Only iPad apps built with iPhone SDK 3.2 beta 5 will be accepted for this initial review.
- Upload your distribution signed app through iTunes Connect by Saturday, March 27, 5pm PDT.
どうやら4月3日のiPad発売と同時に専用アプリをApp Storeに並べるのには3月27日までにアプリを申請する必要があるようだ。発売日には60~100万台が出荷されるのが予想される、当然当日にはかなりのソフトがダウンロードされるだろうから、どんなキラータイトルが発売と同時にリリースされるかが見ものだ。
21 3月 2010
先週木曜日に東京入りした。今年すでに3度目となる日本出張だ。が、今回は一件ごとの打ち合わせに費やす時間が半日以上という長いものが多いことなどで、ネットにつなげる時間が相当短かったので、ブログの更新に手間取った。(早く日本版の3GiPadが欲しい!)週末は大阪の実家に戻ったが、桜はまだのようで残念。去年のように家族で花見というわけにはいかなそう。
というわけでしばらくニュースを追いかけてなかったら、先週アマゾンがマック版のキンドルアプリを発表していたようなので遅ればせながらお伝えする。
SEATTLE, Mar 18, 2010 (BUSINESS WIRE) — Amazon.com, Inc. (NASDAQ: AMZN) today announced “Kindle for Mac,” a free application that lets readers around the world enjoy Kindle books on their Mac computers. The U.S. Kindle Store (www.amazon.com/kindlestore) currently offers over 450,000 books, including New Releases and 102 of 111 New York Times Bestsellers, and is the only place to find some of today’s most popular books in digital format. Kindle books can now be read on the Kindle, Kindle DX, iPhone, iPod touch, BlackBerry, PC and Mac, and soon the iPad. Customers in over 100 countries can go to www.amazon.com/kindleformac to download the Kindle for Mac application for free today.
キンドルブックの総書籍数は45万冊、ニューヨークタイムズのベストセラー111作品中102作品の電子版が販売されている。興味深いのは近々iPadにも対応すると書かれていることだ。やはりアマゾンとアップルはお互いに刺激しながらも、完全に競合するというのではなく、電子出版市場という新しい分野を共に開拓していくつもりなのだろう。さて、月内に待望の日本語フォント追加は発表されるのか、それともiPad上のiBooksアプリでの日本語版コンテンツに先行させてしまうことになるのか、ますます目が離せない。
16 3月 2010
おかげさまで、電子出版SNSも無事に第二段階の承認制に移行処理を終えた。最終日の告知をしてから12時間以内で40名弱が参加するというラストスパートがあって、少々驚いたが最近のリアルタイムウェブの影響力の大きさを実感することができた。
さて、この度ロサンゼルス近郊および他地域で隔月で発行されている歴史あるゴルフ専門無料雑誌のTEE UP MAGAZINEでコラムの連載をもたせて頂くことになったので告知させて頂く。
タイトルは 意力ブログ・瓦版 いちから デジタルゴルフと命名した。すでに入稿しており、現在は印刷されているはずで今月中にはLA中のお決まりのスポットで皆様の目に触れるはずである。同雑誌は数ある日系のフリーペーパーおよびフリーマガジンの中でも唯一のゴルフに特化した雑誌であり、同雑誌名を関したチャリティゴルフ大会なども時折開かれている。今回は縁あって、筆者の広報担当をして頂いているライターの橋本さんと一緒に同雑誌に新風を吹き込むべく支援することとなった。瓦版ではアナログなゴルフというスポーツにまつわるデジタルな部分、例えばGPSなどのガジェットやウェブサイト、モバイルアプリなどを紹介して、みなさんのゴルフライフを便利で快適なものにするのに役立つ情報を提供していきたいと考えている。ぜひご一読ください!
15 3月 2010
Fortuneの報告によると、iPadの初日予約数は推定12万台、最初の3日(日曜日の深夜12時まで)で15万台を売り上げたとしている。(が、これには何と支払いが発生していない「ストアピックアップ」の数が含まれていない!) ピークは初日で、予約数の伸びはすでに落ち着いているとしながらも、発売されるまでは平日で1日3万台、週末で1日1.5万台のペースで数を伸ばすだろうと予測している。(Mac Rumorにもこの記事を取り上げたエントリーがある)
今日は3月15日で4月3日までは(今日も含めて)あと 平日が15日、週末(土、日)が4日あるので、上記をもとに算出すると今日から4月3日までの売上予測数は実に51万台、最初の12万台を足すと63万台!これはものすごい数だと思う。発売初日までに単価500ドル以上のものが63万台も売れてしまうというのはさすがにアップルマジック。(1台を仮に5万円と換算すると315億円の売上だ)アップルがiPadの初回ロットをどれくらい保有しているのかは分からないが、これだけの発注を予測して実行できていたとしたら、それだけでも決意が伺えるというものだ。
ちなみにPS3の国内初回出荷台数(2006年)は10万台、昨年出た120GBの新型PS3の初回出荷台数は20万台とされている。SONYリーダーVSキンドルの販売数のところでも筆者が常に言及するところだが、出荷台数と販売数では意味が全然違う。ご存知のようにキンドルは全て中間流通を介しないアマゾンの直販モデルだし、今回のアップルも全く同じ。すべて「実際に売れている数」である。アメリカの小売市場はとんでもなく大きいので、販社を介してのビジネスが一般的であり、この場合の回収条件はとんでもなく長い。NETで45日や60日は当たり前、COMP USAに卸していた知り合いの会社は「店舗で売れてから」半年とかいう条件を突きつけられていたこともあったとか。また店頭在庫にはもちろん「返品」というリスクがある。それに引き換えオンラインでの注文では顧客から直接前払いで代金が支払われる。メーカーにしても、回収サイクルが短いのでその分リスクが少なく、大きな勝負に出やすいということだ。しかもアマゾンもアップルも体力がある超大型上場企業である。
果たしてこの熱はどこまで続くのか、また発売日までに新たなサプライズが準備されているのか、継続して情報が入り次第お伝えしていきたい。