31 8月 2010
(別名で出版予定の)電子ブック開国論の草稿においては、第3章はその後過去のブログのエントリーである
日本市場における電子ブックリーダーの新しい位置づけ(02/24/10)
と特別章としてCESレポート(これも01/08/10付のブログに掲載済み)
を再掲して、いよいよ第4章へと突入する。話はここからソーシャルメディアの話になる。ソーシャルメディアと電子出版は車輪の両輪だというのが筆者の持論である。
ソーシャルメディアの勃興
ソーシャルメディアという言葉がある。執筆日当日のウィキペディアの記載には「誰もが参加できるスケーラブルな情報発信技術を用いて、社会的インタラクションを通じて広がっていくように設計されたメディアである」と定義してある。少し長くてカタカナが多い割には抜けているポイントがあるようにも思うが、検索単語が単語だけにここはウィキペディアの定義に従って話を進めてみよう。まずはキーワードをまとめてみる。
1.誰もが参加できる
2.スケーラブルな情報発信技術
3.社会的インタラクションを通じて広がる
4.設計されている
Wikipedia(英語版)には加えてこのソーシャルメディアには下記のような三つの要素があるとされている。
1.コンセプト(アート、情報、など)
2.メディア(物理的、電子的、あるいは口頭の)
3.ソーシャルインターフェース(ごく身近にいる者への直接的なもの、コミュニティ
のエンゲージメントを要求するもの、バイラルなもの、電子的に配信されるか、シ
ステマチックに伝達されるもの、あるいは印刷のような、これら以外の物理的なメ
ディア)
本書はあくまでも電子出版について書くことを主眼としているし、また筆者もソーシャルメディアの専門家を自称しているわけでもないので、詳しい説明は佐々木俊尚氏のような専門の著作を書かれている方に委ねるとして、電子出版とこのソーシャルメディアの関わりという点から持論を展開したい。
ソーシャルメディアを考える上でとりもなおさず重要なのは、対極にあるマスメディアとそれとの違いを認識することである。つまり4つのキーワードのうち、四番目を除いてマスメディアは正反対の存在であったということだ。つまりマスメディアというものは「特定の人物しか参加できず、スケーラブルではない(つまり拡張性も多角展開もされない)情報発信技術を用いて、社会的インタラクションを通じずに広がっていくように」設計されたメディアであったということだ。この場合の設計者は今となってはキー局と呼ばれる大手テレビ局、あるいは雑誌などを運営する会社であろうし、電通や博報堂といった大手の広告代理店が深く関与しているのも疑う余地はない。
これを一言でいうとマスメディアは「一部の人間が大衆に影響を与えようとして、一方的に画一な情報を流していた」メディアだったということになる。
語弊はあるかも知れないが、概ねの合意は得られるであろう。これに対するソーシャルメディアは「誰もが参加(参画?)できる」のがポイントである。これは例えばブログやツイッターのようなツールのことを指しているのであろう。スケーラブルな情報発信技術、というのは拡張性があるということだが、「情報発信技術」というのはウェブのことを話していると思うので、例えばグーグルの検索結果などのようにどんどん発信した内容が累積されていって社会的に影響を及ぼす現象、あるいはウィキペディアやオウケイウェブ、ヤフー知恵袋などに代表されるような「集合知」を集積するプラットフォームや「2ちゃんねる」に代表されるような掲示板(あるいはフォーラム)のことを指しているのかも知れない。社会的インタラクションというのもこういう相互の影響力や補完力のことだろうと推察できる。そして、それらを設計しているのは誰かというと、こちらはこれらのウェブのプラットフォームを設計するIT企業や独創的なアイデアをもった一人のイノベーターかも知れない。(もちろん今やオールドメディアと化してしまったマスメディアも最初はそういう立ち上がりだったのかも知れないが)
(続く)
29 8月 2010
28 8月 2010
WISH2010の会場を去った後、しばらく都内で用事を済ませてから神奈川県の関内に移動した。
知人が経営する洒落たお店でひょんなことから横浜市会議員の飯田助尚氏(民主党)と歓談する機会をもつことになった。
なかなか政治家と話す機会というのはないので、これを機にとばかり、普段から問題している日本の教育問題について話し始める内、いつの間にかヒートアップしてかなり濃いディスカッションへと発展したのだが、非常に有意義な時間だった。
日本の国際競争力がどんどん低迷していく中、「個」を強化する教育をどのように日本の未来を支える若者に施していくかということは大きな課題である。筆者の議論や批判について、丁寧に対応してくれた飯田氏のような若手の政治家が日本にどんどん育って、未来の日本への建設的な施策が実行されていくことを切に願っている。
28 8月 2010
MIT-EFJのコンテストの余熱が覚めやらぬ土曜日、今度はベルサール六本木で行われたWISH2010(クリックすると受賞者やフォトアルバムが閲覧できる)に参加してきた。日本にはいつも短期での滞在なので、このようなイベントに参加することは珍しいのだが、おかげで大変貴重な経験をすることができた。
スケジュールの都合で最初のパネルディスカッションと(お目当てのコニャックとパブーを含む)前半のプレゼンのみを終えた段階で会場を後にしたが、最優秀賞は電子出版関連のパブーだったようだ。
パブーのプレゼンも、なんというか非常に明るい快活なプレゼンだったので、その辺りが評価されたのだろうか。(個人的にはコニャックに一票を投じた。あの手書きのドラえもんの絵がよかった 笑)
会場の参加者のITリテラシーが非常に高かったのが印象的だった。もう一つ記憶に強く残ったのが、最初のパネルディスカッションでのGREE創業者田中社長のコメントについての一コマ。起業当時高くなっていたホスティング料金をクレジットカードのキャッシングを通して支払いしていたというウラ話が披露された際に、司会の徳力氏(主催者のアジャイルメディア)を含め、会場がどよめいた。「あの金利高いやつですよね~、すごい覚悟ですよね」みたいな話だったのだが。。。
起業家にとっては、はっきりいってそんなの当たり前(以前)の話だと思うし、恐らく田中社長はもっともっと苦しい思いをしてきているに違いない、特に競合のMixiとの比較に際しては、100%の人がみんな「もうMixiを抜けないよ」みたいなネガティブな対応をしたという。このように、起業家にとってのハードルは自分のモチベーションをあの手この手で下げようとしてくる周囲の反応だったりすることに、意外と周囲は気づかない。しかし、一度でも本当の意味での起業を経験したことのある人間は、そういう時に決して心ない対応というのはしないものだ。筆者も2003年に最初の会社の立ち上げをして以来、10社以上の立ち上げや経営に携わってきたのだが、正直成功談よりも失敗談のほうが多いもので、なかなか他人には言えないような裏話というものには事欠かない。だが、それを通じて、起業の難しさと意義、そして実際に起業を志している人間に対しての心遣いや正しい接し方というものについての理解を少しずつ深めてこれたように思う。
もう一つ気になったのは、「日本と海外」というあまりにざっくりとしすぎた市場のセグメント分けであり、これはとかくありがちな話だ。(アメリカでもGDCなどでWest (西洋)VS East(東洋)みたいなパネルディスカッションを聞いたことがあるが) もちろん時間の都合などもあるのは理解できるが、このようなざっくりとしたイメージではビジネスでの海外進出というのはおぼつかないのではないか。「欧米」といっても広すぎるし、「アジア」というのも今や広すぎる。アジアには中国と韓国(および台湾、香港など)という極東アジア圏と、マレーシアやシンガポールなどのような東南アジアも含む。人口的にはもちろん極東アジア圏のことを差したいのだろうが、ITベンチャーが中国や韓国に入っていけるかとなると、これは非常に敷居が高いのが現状だろう。最初から海外を視野に入れて、というパネリストのコメントがあったが、筆者はまず「何がやりたいのか」を明確にすることが大事だと思う。自分の事業に対する意識を高めてくれるものは、自分自身の情熱でしかなく、そのためには「自分が想像するだけでワクワクするようなイメージ」をいかに描けるかが重要だ。「日本で一番のシェア」というのが自分の心の琴線に響くなら、それを目指せばいいし、それでは小さいと思うのなら世界を目指せばいい。これは筆者も自分自身に常に言い聞かせていることである。この点で現時点では(あくまでも事業においてだが)「世界で最も愛された日本人作家」というのが筆者にとっては一番感動する目標であり、ノーベル文学賞というのがそのベンチマークの一つとなると考えている。あとは、どうするかを考えながらひたすら前進するだけだ、どこまで行けるかは分からないが前進している限り可能性はどんどん拓けていくはずだ。
夢は人間を大きくしてくれる。
起業家よ大志を抱け!
26 8月 2010
8月26日に六本木ヒルズ内のアカデミーヒルズ40で行われたBPCC10の最終審査会では
イデアリスタ社のビジネスプラン「新しい音楽体験を実現するMYTRACKsプラットフォーム」が最優秀賞他複数の賞を受賞して幕を閉じた。
イデアリスタ社のプレゼンは7月のメンタリングキャンプの際から評判がよく、下馬評通りの受賞となった。
今回は残念ながら受賞とはならなかったが、このイベントと翌日のWISH2010で日本のビジネスプランコンテストやプレゼンの雰囲気がよく理解できたので、次回につなげたいと思う。10分のプレゼンを100回以上練習したが、当日の本番(審査会で1回、メインのホールで1回)では練習通りのプレゼンができたので、プレゼンそのものについては悔いはない。また、「敗軍の将は兵を語らず」という言葉があるので、ここでは必要以上のコメントも避けておこう。
当日は予定通りルース駐日米国大使や、SBIホールディングス代表の北尾氏が登壇して起業家に向けて印象的なスピーチをされた。
(ちなみに当日の筆者のプレゼンの様子は翌日のテレビ東京系「ワールドビジネスサテライト」の起業特集にて少し放映されたのでいい記念になった 笑)
22 8月 2010
<告知>
MIT-EFJ(MITエンタープライズ・フォーラムジャパン)の最終審査会は26日の木曜日。六本木ヒルズの40Fで行われます。
選りすぐりのメンターと起業家がチームを組んで挑みます。参加は無料ですが、事前登録が必要です。参加を希望される方はぜひとも登録ください。
筆者は「画期的な電子出版プラットフォーム」をテーマとしたプレゼンで臨みます!
21 8月 2010
会場のリビエラホテルではメイン会場として使われる二つの大ホール以外にも練習台が置かれているテーブルが、あちこちに所狭しと配置されている。何台あるのか想像もつかないほど。
JPAの共同代表の安田君とのツーショット。高校時代からの大親友であり、クイズと世界史仲間。昔はウルトラクイズを目指して頑張っていたものだが、今はすっかりニューヨークではなく「ラスベガスに行きたいか!」とやっている彼を陰ながら応援させてもらっている。ビリヤードも腕前もすごいが、やはり性格がいいナイスガイである。ちなみにもう一人の代表の楠城さんはオペレーター(主催者)のみで行われるトーナメントの8ボール種目で去年なんと2位になっているというからすごい。
21 8月 2010
昨日の深夜12時までで、7月20日から1ヶ月続いた無料移行期間が終了した。
見た感じだとまだ更新はできそうな気配でネットワークそのものは消滅していないが、これから新プランになっていないもの、つまりNingに一切料金が支払われていないものについては、どこかのタイミングで消えてしまうのだろう。残念だが。
筆者はと言えば、20以上のNingネットワークを管理していたのだが、試験的な運営を行っていた一部のものは有料プランに移行せずに廃止することを決めた。それ以外はとりあえずNing Miniでキープ。
存続決定した主なネットワークのリスト
Plusへ移行
eBook2.0 SNS
Ning-J構築支援ネットワーク
Will Tachiiri’s Official Website
Miniへ移行
Charity Globe
Costume Players
NippoPhiliacs
ZEN English
お料理SNS
仲間内のブレストSNSのideaSpringについてはとりあえず移行はしたものの、恐らく解体して公式サイトのほうに取り込む予定。
さて、Ning側ではどんなドラマが生まれているのだろうか。俄然面白くなってくる今後のNingの動向に期待したい。
20 8月 2010
世界最大規模のビリヤードネットワークであるAPA (American Poolplayers Association)の日本チャプターであるJPAという団体をご存知だろうか。
筆者は縁があって、この団体の日本の立ち上げの前から当事者と関わってきているのだが、選抜チームをラスベガスの本選に贈り始めて三年目の今年ついに米国本土での貴重な一勝をあげることができた。日本代表チームの名前は「ピーター パン」
初戦は惜しくも逃したものの、一回戦の敗者が集まる敗者側のトーナメントで行われた第二戦にて貴重な一勝を得たとのこと。(筆者は来週からの日本出張の都合で第一戦の途中でベガスを後にした。午後11時からのスタートでなければ最後までいれたのだが…)
会場は昨年に引き続きラスベガスのリビエラホテル
今回は詳細なインタビューを行ったので、それはまた別の紙面にてお届けしたいと思うが、なんともめでたいことだ。
動画や高画質(今回のはiPhoneで撮ったもの)の画像もあるので、また後のエントリーでお伝えしたい。
試合の詳細は公式ブログで報告されているので、興味がある方はぜひそちらをご一読頂きたい。
意力ブログは世界の舞台で頑張る日本人を応援します!
17 8月 2010
しつこいようですが、もう少し続けます。個人的なブームが止まりません(笑)
ホントにネタでしょ、これ!?わざとやってるとしか思えない
早速しつこいと打ったらこれが。。。
ビジーと言えば、往年のサウンドグループ
でもあれ忙しいのに関係あるのかな。。。しかしビジービーまでカバーするとは
意味不明編 第二弾 これかも
意味不明編 第三弾 ぱそこん
曲名(?)編
壊れかけた、といえばラジオじゃないかと思うのですがところがどっこい
で、どっこいと入力して出てきたのがこれ
ブロガーとしてとっても気になった下記のエントリーは なんでも
ますます謎は深まるばかり。。。 あまり面白いのでBOWみたいにこれだけ集めて電子出版にしちゃおうと画策中。
(次回に続く)
オマケ: 似たようなことブログで書いてたエントリー発見! はんにんは は超ウケ
http://d.hatena.ne.jp/ddcb/20091203/1259845966