伝えたいのは「意志」の力。意力ブログ稼動開始!

ご挨拶 – 意力ブログを始めるにあたって

これまで「成功する起業」をテーマにブログやコラムをいくつかに分散して書いてきましたが、2008年にはビジネスで大きな変化があり所有したり経営に関わったりする会社もかなり増えましたので、これを機にブログをこちらにまとめていきたいと思っています。先週日本出張中にオバマ新大統領の就任式のスピーチに触れ、言霊の力を改めて感じました。アメリカのみならず世界は今大きな苦境を迎えていると思いますが、新しいリーダーの下、アメリカには「CHANGE」の御旗のもと何とか頑張って乗り越えてもらいたいですね。

2009年は世界中で昨年以上の激動の年となりそうです。私自身も今年は「偉業達成の年」と銘うって、一生覚えていられるほどの大きな実績をいくつも出すことに注力したいと思っております。

ところで私は2000年から”Will”を英語の通名としています。直接のきっかけになったのは去年亡くなった尊敬すべき人生の大先輩からの激励の言葉だったのですが、好きな格言が”Where there’s a will, there’s a way”(「意志あるところに道あり」、ではなく「為せば成る」 と訳すべきだと思います)であるように、やはり人生において「意志」の力ほど重要なものはないと思ったので、それを常に忘れないようにしようとウィルと名乗るようになりました。(それまでは日本名の勝義 (Katsuyoshi) を短くした”Katz”を使っていたが、ユダヤ系ではラストネームでもあることから改名を検討した)そして、人間の力の及ばないところで働く「天命」というものを感じるところにも何か人智を超えた存在のいわば宇宙意志のようなものを感じ、それに従って生きるという意味合いもあります。(他にもシェークスピアのファンなのでそちらからの影響もないとは言わないですが)

現在、本業であるSAKURA Internet USA, Inc.とその新規事業部 Local Modeを中心に動かしながらIT会社 Windom Communications, Inc.とNPOのCharity Globeでは代表として、そして日本では世界初のSTNS (Social Timeline Network Service)であるHisty(ヒスティ)を立ち上げたスマイル・メディアでは共同経営者の立場で関わっています。また今年からは以前からの起業支援のコンサル業を格上げする形で二人の強力なパートナーと共にベンチャー支援目的の資金調達とコンサルティングを請け負うLocal Mode IncuVision (LMI) を立ち上げる運びとなりました。

これ以外にもまだいくつかの事業に携わっており、やりがいを感じることこの上ないですが、ともすれば管理しきれないほどの仕事分量と責任にプレッシャーを感じることもあります。が、経営においていつも必要なことは「目の前の現実を最善のものとするために注力する」ということで、やはりカギは与えられた目前の仕事をいかにきっちりこなすかということに尽きると思います。30代半ばにしてこのような機会に恵まれたことに感謝すると同時にいかにこの機会を最大限に用いて自身の向上と社会の貢献につなげることができるかを真剣に考えながら日々楽しく戦っています。

千里の道も一歩から、意志の力でみなさんが起業に一歩踏み出せる励みになるような、そんなメッセージと私の体験談をお伝えできればと思います。特に今年は海外に住む日本人の視点から閉塞感溢れる日本に住む同胞に対して刺激と感銘を与えるような仕事をしていきたいと考えています。この意力ブログともどもぜひともよろしくお願いいたします。

立入 勝義 (Katsuyoshi “Will” Tachiiri)

立入 勝義 (Katsuyoshi Tachiiri) 作家・コンサルタント・経営者 株式会社ウエスタンアベニュー代表 一般社団法人 日本大富豪連盟 代表理事 特定非営利活動法人 e場所 理事 日米二重生活。4女の父。在米歴20年以上。 主な著書に「ADHDでよかった」(新潮新書)、「Uber革命の真実」「ソーシャルメディア革命」(ともにDiscover21)など計六冊を上梓。