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Gamebusiness.jpの4月6日付けのエントリー「iPad やiPhoneは任天堂に影響を及ぼさない・・・NOA社長」が興味深い。(NOAというのはNintendo of Americaの略称である)
(ちなみに当ブログの右側のカテゴリーのところ、最新IT情報のサブカテゴリーにはGANAという項目があり、これはGoogle、Apple、Nintendo、Amazonの頭文字を取ったものだが、Nintendoについては最近触れる話題がなくさびしい感じだったのではずそうかと思っていたところだった)

このエントリーは非常に短いので、そのまま転載してしまう。

先日アメリカで発売されたアップルのiPadですが、Nintendo of AmericaのReggie Fils-Aime社長はそのiPadはゲーム分野で重要性を持たず、任天堂にも影響を及ぼすことはないと話しました。Fils-Aime社長はその理由として以下のような点を挙げています。

■データによれば、ユーザーは絶えずアプリをダウンロードし、数回遊んだらすぐ次のアプリへと移っている。

■有料のゲームに比べて無料のゲームが多いので、ゲーム開発で利益を上げられるプラットフォームには思えない。

■我々のゲームをゲームタイプによって娯楽のスナックから十分な食事までと表すなら、ゲーム体験の点で言えば(Appleのものは)一口分ですらない。

今年の1月に任天堂の岩田社長は「iPadは大きくなったiPod touchだ」とAppleを牽制していましたが、Fils- Aime社長も同じ姿勢のようです。

まだ発売されたばかりのiPadですが、今後の展開や動向に注目が集まりそうです。

上記のうち、一つ目はこれがなぜゲーム分野で重要性をもたない根拠となるのかがよく分からない。
二つ目はゲーム分野で重要性を持つかどうか、というよりは任天堂のスタンスとしてということではないか。実際には任天堂のWiiやDS向けのゲームを開発している会社の多くですら利益があがっていないのだから、これも根拠としては弱そうだ。
三つ目に関しては。。。正直閉口である。彼はAppleのApp Storeから実際に売れているゲームをダウンロードして遊んだことがあるのだろうか??

あと、岩田社長のコメントだが、これについては日本だけでなくアメリカでも散々言われてきたことだ。が、実際にこの「大きなiPhone」の意味を理解するには実際に使ってみなければインパクトを理解できない。筆者はこれまでiPadを複数の人間に見せてフィードバックを得てきたが、我が家の妻や子供たちも含めて、欲しくないという人など皆無だ。(つまり、価格さえ合えば欲しい人が圧倒的多数ということだろう)特にiBooksでダウンロードした絵本やYouTubeの動画を見ている時の反応はすこぶる良い。これはかつてのゴジラの映画のキャッチコピーじゃないが、”Size Matters”なのである。別に手放しでみんなiPadを買えばいいという風に押すつもりもないのだが、特に業界関係者はこのような「食わず嫌い」的な視野に捉われることで「会社に対して」大きな不利益を与える可能性を十分に加味して戦略を練るべきだと思う。

現在執筆中でほぼ6割程度書き終えた「電子出版開国論(仮題)」では日本のメーカーや出版社に対して挑発するような文章になってしまったのだが、これはとりもなおさず期待の裏返しということである。ゲーム業界の雄である任天堂やソニーにはしっかりとしたビジョンをもってもらい、果敢に世界市場で戦ってかつての位置を取り戻してほしいと思う。特に、経営が苦しそうなSCEはとにかく任天堂は潤沢な資金をもっているのだから、これからいくらでも巻き返しが可能だと思う。(個人的には3GDSでは難しいと思うので、その次に期待している)海外から熱い眼差しを日本の大手企業に送っているのは筆者だけではないはずだ。がんばれニッポン!

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