タクシー車内での初体験@東京

筆者は東京出張中に、図らずしもタクシーを利用してしまうことが多い。これは人倍方向音痴だからであることに起因している場合が多く、周りの目からするとどう見ても「電車の方が速いのに」と思われることは多々あると思う。しかし、実際不慣れな東京での移動はまだまだ難しく、へたをするととんでもないことになることがあるので、ついついタクシーを利用してしまう。もちろんそれが原因で結果として電車よりも遅くなることも多く、正直どちらが「急がば回れ」なのかさっぱりわからない(笑)しかも、筆者は正真正銘の日本人で実は以前単身赴任で東京に一年住んでいたことがあるのだから笑うに笑えない。。。もちろん外国人にとっても状況は同じだろう、と思う。(私よりも土地勘のある外国人の方はたくさんいるだろうけども)

さて、こうして出張中にちょくちょくお世話になるタクシー車中での運転手さんとの会話というのも実は出張の醍醐味の一つである。筆者の父は旧国鉄を退職してからは主に大阪と奈良でタクシーの運転手をしてきているので、場合によってはその話が共感につながることも多い。
しかし今回の体験は人生初の非常にユニークなものだった。その初体験とは。。。

日本で日本人のタクシー運転手と英語で会話をした

というものだった。しかもごく自然に、である。これは過去まったく記憶にないし、想定外の展開だった。というのもこの運転手さん、某外資系大手企業のCFO職を定年退職してから「運転と接客が好きだから」という理由でタクシーの運転をしているという変わりダネ。米国CPAももっており、英語とフランス語に堪能だというからすごい。で、もちろん最初は普通に日本語で話していたのだが、筆者が海外に住んでいるという話から、彼が外資系にいたという話になり、ロサンゼルスから来たと言ったらしばらくして彼の会話の中に英語が混じり始め、そのうち全部英語になった(笑)最初からカタカナが妙に会話に混じるので、インテリな運転手さんだと思っていたのだが、まさかこういう展開になるとは。

ということで、物珍しさからそのまま英語で話し続けて、先方には「滅多に英語を使うことがないから、とっても嬉しいです」(I seldom speak English, so I’m really glad to speak to you in English. ママ)みたいなことまで言われて、最後は God Bless You, have a great day, OK? みたいなことまで言われてそのままタクシーを降りました。平日朝の東京は大変混雑していて、芝一丁目から赤坂見附までで30分近くかかったうえに2500円弱の勘定で、もちろん結果的には時間もお金も余分にかかったのだが、なんだかとっても貴重な体験ができたので嬉しかった自分がいた。

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立入 勝義 (Katsuyoshi Tachiiri) 作家・コンサルタント・経営者 株式会社ウエスタンアベニュー代表 一般社団法人 日本大富豪連盟 代表理事 特定非営利活動法人 e場所 理事 日米二重生活。4女の父。在米歴20年以上。 主な著書に「ADHDでよかった」(新潮新書)、「Uber革命の真実」「ソーシャルメディア革命」(ともにDiscover21)など計六冊を上梓。