CESレポート(号外) 韓国企業のPRの妙技(!?)

少し話が遡るが、今年のCESで撮影した大量の写真はまだほとんどブログにアップできておらず、どうしようかと考えているところだが、どうしてもこの1枚だけは先に載せておきたかった。

CES2010で躍進が目立った韓国企業であるが、彼らの絶妙なPRの技の一端を伺えるのが下記の一枚。

LGが受賞したInnovation Awardsの作品群だが…よく見ると何か変!?
LGが受賞したInnovation Awardsの作品群だが。。。何か変!?

この掲示はブースのはるか上方にあり、遠目に見ると今や世界一となった韓国の家電メーカーSAMSUNGの後を追う急成長を遂げているもう一つの韓国系大企業LGの躍進ぶりに驚嘆させられる。
筆者もブースでは気づかなかったのだが、後で画像を拡大してよく見るとおかしなことに気づいた。なんと作品が重複してるではないか!?
いやいや、なんとも彼らはやはり根がマジメな日本企業よりも一枚上手なようである。(それを他の企業が上手と思うかどうかは別として、だが)

ブース内の他の光景
LGブース1

LGブース2

立入 勝義 (Katsuyoshi Tachiiri) 作家・コンサルタント・経営者 株式会社ウエスタンアベニュー代表 一般社団法人 日本大富豪連盟 代表理事 特定非営利活動法人 e場所 理事 日米二重生活。4女の父。在米歴20年以上。 主な著書に「ADHDでよかった」(新潮新書)、「Uber革命の真実」「ソーシャルメディア革命」(ともにDiscover21)など計六冊を上梓。