アクセントリダクションのトレーニングを受ける(1)

久しぶりの投稿。
昨年12月に日本からLAに戻ってきて感じるのはやはりここは外国だということ(当たり前)
国際機関での勤務だったので、毎日英語に触れてはいたが、やはり生活レベルでも英語が飛び交うのというのとはわけが違う。

数ヶ月に及ぶブレインストーミングの結果、これから、LingoAcademy.TVという言語学習支援の動画メディアポータルを立ち上げるのに邁進していくことにした。
ハリウッドがあるロサンゼルスには今や、YouTubeのスタジオまでできていて、動画を作るための人材や機材には事欠かない。何よりもこの街には、シリコンバレーには無い「生きた」コンテンツがある。

というわけで、英語力もこの際向上していきたいと思い予てから気になっていたアクセントリダクション(発音矯正)の授業を受けてみることにした。
今回選んだのはサンタモニカの近くにオフィスを構えるAccurate EnglishのLisa Mojsinというインストラクター。

日本人向けのコンテンツはAmerican Accent Nowのサイトで販売されている

実は私は過去に一度UCLAで発音の授業をとったことがある。Pronunciation Powerというソフトを使ったその授業は革新的なものだった。言語学にも定評のある同校のESLは素晴らしく、講師はアジア人(生徒の大半)やヨーロッパ人など、それぞれの母国語に応じたチェックリストをもっていて、発音をチェックしてくれる。
その授業を受ける前と後では、周囲のネイティブ・スピーカーの反応が大きく変わったのを覚えている。それまでは、つまりまともにネイティブに通じる英語ではなく先方が配慮して耳を傾けてくれないとはっきり伝わらないレベルだったのだろう。
これは、私の30年近くに渡る英語学習の中でも、最も記憶に残り、また生産的だった授業である。費用対効果から見ても、極めて有効な投資だったと言わざるを得ない。

pp1_02

Pronunciation Powerに出てくる図解の一例 口の動きがわかる

phonetic_alphabet

発音記号

learning_english

発音に関するジョーク

思うに日本では、まともに発音を教えられる先生というのがほとんどおらず、それでいったいどうやって英語で授業をしていけるというのだろうか。。。(続く)

立入 勝義 (Katsuyoshi Tachiiri) 作家・コンサルタント・経営者 株式会社ウエスタンアベニュー代表 一般社団法人 日本大富豪連盟 代表理事 特定非営利活動法人 e場所 理事 日米二重生活。4女の父。在米歴20年以上。 主な著書に「ADHDでよかった」(新潮新書)、「Uber革命の真実」「ソーシャルメディア革命」(ともにDiscover21)など計六冊を上梓。

1件のコメント

コメントは受け付けていません。