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ほんとそうですね。やっぱり映画は、何が何でも原語で楽しんでほしい。もし一回でわかりにくかったら、2度でも3度でも観てほしい。そうする
と、印象に残る名セリフ、大好きなセリフ、自分も言えたらかっこいいだろうなー、と思えるセリフ、などに出会えます。

私の個人的な例をあげていいですか?

映画「クリムゾン・タイド」で、原潜の艦長(ジーン・ハックマン)と副艦長(デンゼル・ワシントン)が、核ミサイルの発射をめぐって大激論を交わす場面。
Crimson Tide

「シティ・オブ・エンジェル」で、天使セス(ニコラス・ケイジ)が図書館で心臓外科医マギー(メグ・ライアン)にヘミングウェイによるオイスターと白ワインの描写を読んで聞かせる場面。

City of Angeles

「コンタクト」で、宇宙科学者エリー(ジョディ・フォスター)が別の惑星に飛行しながらその景色を口頭で描写し続けるシーン。「So beautiful –
no, no words. They should’ve sent a poet to describe this.」

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「ア・フュー・グッド・メン」で、エリート弁護士たち(トム・クルーズ、デミ・ムーア) と鬼大佐(ジャック・ニコルソン)とのバトル。

「Iwant the truth! 」 「You can’t handle the truth!」 「My existence,while grotesque and incomprehensible to you, saves lives.」 「I
have neither the time or inclination to explain myself to a man who rises and sleeps under the blanket of the very freedom I
provide and then question the manner in which I provide it. I would rather you just said thank you, and went on your way.」

A Few Good Men

A Few Good Men

こういったセリフの、輝き、のようなものって、訳したら絶対失われると思うんです。ていうか完全に失われてます。吹き替えでは。

この点に関連して、もう一つ興味深い話題があります。「ハウルの動く城」ご存じ宮崎駿のアニメ映画です。これの日本語音声での声の出演が、キムタク、倍賞智恵子、美輪明宏といった豪華キャストなんですが、英語音声のほうも負けず劣らず豪華キャストなんですね。ソフィー役にジーン・シモンズ、ハウル役にクリスチャン・ベール。で何が言いたいかというと、両方を聞き比べた場合、英語で聞いたほうが断然良い、という意見を、複数のバイリンガルの人から聞いたことがあります。

立入さんもぜひ聞き比べてみて下さい。DVD貸しますから。

Houl's Moving Castle

あ、この話は、英語の話題そのものから離れてしまいましたね。ハウルの日英語のできばえは、言語の優劣ではなく、声優ごとの優劣や、俳優や声優のレベルや層の厚みの日米差といった問題でしょうからね。

では、話を英語にまつわるもう少し具体的な事例に戻しましょうか(笑)

<続く>

吉田氏対談  3 4 へ

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