言霊についてのエントリー たまには

Ningのアップデートを只今心待ちにしているところ。しかし11時過ぎには一度末娘を連れて病院に行かなければならない。カリフォルニアは日差しが強すぎて皮膚の問題を抱えることが多い。(特に日本人はそうで、これはうちの皮膚科の先生の談によると日本人がずっと島の中でいわば「身内」同士で結婚してきたことによるものらしい。農作物と同じで遺伝子は交差することによって強くなるが、それがなければ特定の弱点がキープされ続けるというか、悪化していくらしい。ところでADHDは40%の確率で親から遺伝するということだから、日本にはかなり増えているんじゃないか)

さて、今日は久しぶりに「言霊」に関するエントリー と言っても大したことじゃなくて、このブログを巡るさまざまなコンテンツ同士の関連性を「言葉」を通じて説明しようというもの。まぁちょっとしたメモみたいなものですが。(悪くいうとただのこじつけだが 苦笑)

まずブログの名前は意力、これは通常「いりょく」と読まれることになっているようだが、このブログでは「いちから」と読ませる。(ちなみにツイッターを通して「いりき」さんという苗字があることも知った) 意はWill、これは筆者の通名である。Willは2000年から名乗っていて、その前はKatzというニックネームを使っていたが、ユダヤ人のラストネームで紛らわしいのとドイツ語で猫(猫好きなんですがね)だったり、イタリア語ではあまり響きがよくない意味だったり(苦笑)するので、Willに変更。以前Mixiに経緯を書いたが、これには間接的な名づけ親がいて、その人(残念ながら数年前に亡くなった)に “You WILL be a good man!” と呼ばれたことから。また作家として敬愛するシェークスピアのファーストネームは御存知の通りウィリアム。(ちなみに末娘の名前は天花咲と書いてアガサ、筆者はアガサ・クリスティの大ファンでもあるが、実は命名に直接の関係はない。ちなみにAgathaはギリシア語で「良い」という意味だそう)
あと、筆者の座右の銘は”Where there’s a will, there’s a way”(為せば成る、が正しい意訳だと思う)

また意力には他にも面白い意味がある。辞書を引くと仏教用語ではさとりを求める意思力という意味もあるらしい、これで禅の精神をテーマにしたZEN ENGLISHシリーズの連載があるのも頷ける、かも知れない。

という字は好きな字の一つだ。立つ日の心と書く、つまり志のことだろう。起業するのに通じるものがあると思う。(ちなみにもう一つ好きなのはという字、言うこととやることが一つになる(知行合一)という素晴らしい意味だ。英語でいうところのIntegrityというのがぴったりくる)

また、筆者の名前を中国語で検索すると面白いことに気づく。勝義というのも仏教用語であり、勝義諦(しょうぎたい)という言葉があり、これは四諦の一つで、こう説明されているらしい 「(すなわち)世間の理解としての真理(世俗諦)と、また最高の意義としての真理(勝義諦)とである。。。」 どうやら最高に名前負けし易い名前のようだ。親が命名時にこのような意味を知っていたのかどうかは別にして、頑張るしかない。禅に惹かれていくのは当然なのかも知れない。(ちなみに妻の実家は代々曹洞宗の管主だったらしいが、これを知ったのは去年帰省した折の話だ。1000年近く続く家系図を見せてもらってびっくりした)

で、意力(いちから)だが、これにはこのブログのメインテーマの一つである「起業」に関する思いも込められており、これが一からという言葉につながる。今回初めて解説本を出すが、最初のタイトルが「Ning 一から」で、これからは同じように「~~ 一から」というネーミングで統一しようと思っている。

おっと、11時になった、ではNingがどうなったのか確認してみます!

立入 勝義 (Katsuyoshi Tachiiri) 作家・コンサルタント・経営者 株式会社ウエスタンアベニュー代表 一般社団法人 日本大富豪連盟 代表理事 特定非営利活動法人 e場所 理事 日米二重生活。4女の父。在米歴20年以上。 主な著書に「ADHDでよかった」(新潮新書)、「Uber革命の真実」「ソーシャルメディア革命」(ともにDiscover21)など計六冊を上梓。