D38 サッカー界のNo.1 リオネル・メッシに最も近い日本人とは ~今井健策氏との対談~

ファンルーツ代表の今井健策氏

先日のワールドカップ女子代表戦ではなでしこジャパンが大活躍して見事金メダルに輝いたのだが、その裏ではコパアメリカという南米大陸の大会があり、古豪のウルグアイが優勝しました。前回のワールドカップでもそうでしたが、決勝に残ったウルグアイとパラグアイは躍進が目覚しいですね。といっても、私はサッカーにそれほど詳しいわけではないので、語るのは専門家に譲るとして。。。(コパの観戦記はコチラとか)

そのコパアメリカでは苦渋をなめた開催国アルゼンチンのスーパーヒーローと言えば、リオネル・メッシ選手です。しかも24歳とまだ若いし、かっこいい。サッカー界でも(異論はあろうが)実力ナンバー1、最も稼ぐ男としても知られ、10を超える公式スポンサーが世界中でついている。スポーツ界全体で見ても、上位だそうだ。また、メッシ選手はお父さんと一緒に財団も運営していて、アルゼンチンの国民的英雄だそうです。

このメッシ選手、もちろん母国語はスペイン語なのだが、何故か日本語と中国語だけ公式のブログというものが存在します。
リオネル・メッシ公式ブログ
この公式ブログを管理しているのが、ファンルーツというサッカー関連の事業を運営している会社で、代表の今井健策さんは昔はプロサッカー選手も目指していたこともある大のサッカーファン。実は私が通ってたアメリカのカレッジの後輩でもあります。
今井さんは過去にアルゼンチンに滞在していた経験がありスペイン語が堪能。お話をお伺いすると、過去のいろんな経緯があって、メッシ選手とは揺るぎない信頼関係を築かれたようです。

ファンルーツ代表の今井健策氏

実はこのブログ、現在7月から携帯専用となり、もうすぐiPhoneなどのスマートフォンにも対応するようになるそうです。彼のもとには、ファン垂涎の情報、例えば現在某所でバケーション中のメッシ選手からのプライベートなメッセージなどが届き、それを今井さんが翻訳してブログに投稿。更新頻度は週に2度ほど。
収益はほぼ全て財団に還元されているそうです。

英語やスペイン語でこれをやってしまうと、海外のメディアの仕事を奪ってしまうから、という理由でブログがメジャー言語でできないというほどすごい人気のメッシ。そんなメッシ選手のプレゼンスを高める位置に若き日本人がいることは大変誇り高いことだと思います。今後ともメッシ選手と今井さんの活躍を心より願います。

意力は世界の舞台で活躍する日本人を応援します!

立入 勝義 (Katsuyoshi Tachiiri) 作家・コンサルタント・経営者 株式会社ウエスタンアベニュー代表 一般社団法人 日本大富豪連盟 代表理事 特定非営利活動法人 e場所 理事 日米二重生活。4女の父。在米歴20年以上。 主な著書に「ADHDでよかった」(新潮新書)、「Uber革命の真実」「ソーシャルメディア革命」(ともにDiscover21)など計六冊を上梓。