カナダで開催された初の女性限定ソーシャルメディア会議

先日ラスベガスで開催された世界最大のソーシャルメディア・コンファレンスである(くどい!?)ブログワールド2010 (BlogWorld Expo 2010)で出会った数少ない日本人の一人、ゆかりピアレスさんが自身のブログで表記のようなイベントに参加したことをレポートしている。


(写真後列一番左がゆかりさん カナダを代表する日系ビデオブロガーである)

しかし、このブログのタイトル “Everybody Else Is Taken”って何とも神妙なのだが、その意味やいかに?(今度聞いてみよう 笑)

で、この画期的なイベントの名前はBlissdom Canada2010 Blissというのは「至福」とかいう意味だが、女性が特に好む言葉のように思う。それに「知恵」を意味するWisdomをかけているのだろうか、何とも聡明なお母さんたちを感じさせるようなネーミングだ。ウェブサイトを見るとどうやら基調講演(キーノート)ではスコット・ストラッテン(Scott Stratten)が話したようだ。彼はブログワールドでもキーノートスピーカーを務めた、ブライアン・ソリス(Brian Solis)と並ぶ、今北米でもっとも熱いインフルエンサーの一人だ。

Scott at BlissDom 2010

もうすぐ発表できるだろう筆者の新作でも言及しているのだが、ソーシャルメディアの世界では女性の果たす役割が大きくなっていくと思う。生活に密着した女性のライフスタイルと関心空間は、まさに多くのユーザーに対してアピールしうるもので共感を呼びやすいからだ。在宅でできることも魅力的だ。これらを通じて一度家庭に入った女性たちも、自分のペースで再度社会参画ができるなんて、なんとも素晴らしいことだ。(もちろん経済的自立もそうだ)

日本でもこんなイベントがどんどん開催されるようになることを願う。ギャラリー参加者たちの画像がたくさん見れるが、みなさん何ともパワフルな感じである。解放された女性の躍動感を感じる。しかしソーシャルメディア、やはり目立ってなんぼの世界である(笑)

立入 勝義 (Katsuyoshi Tachiiri) 作家・コンサルタント・経営者 株式会社ウエスタンアベニュー代表 一般社団法人 日本大富豪連盟 代表理事 特定非営利活動法人 e場所 理事 日米二重生活。4女の父。在米歴20年以上。 主な著書に「ADHDでよかった」(新潮新書)、「Uber革命の真実」「ソーシャルメディア革命」(ともにDiscover21)など計六冊を上梓。