Facebook、実名以外の登録アカウント停止。不服申し立てには公的身分証明書を求める。

スラッシュドット他メディアサイトが一斉に取り上げたニュース。

Facebook、実名以外の登録アカウント停止。不服申し立てには公的身分証明書を求める。(スラッシュドット)

(引用)

ある Anonymous Coward 曰く、

Facebook にて実名登録でないアカウント (ハンドルネームや実名をもじったものを含む) の停止が行われているようで、ちょっとした騒動になっているらしい (togetter まとめ、やじうま Watch の記事より)。

Facebook はもともと実名登録を基本としており、規約の 4.10 で「ユーザーがアカウントのユーザーネームを選択した場合、弊社は、適切であると考えられる場合 (ユーザーの実名と密接な関係がないユーザーネームについて、商標の所有者から申し立てがあった場合など) にそれを削除または撤回する権利を留保するものとします。」と記載されている。

twitpic に投稿された画像によると、不服の申し立てには公的身分証明書のスキャン画像もしくはデジタル写真ファイルの添付が必要なもよう。

どうやら、フェイスブックはかたくなに実名制(オープン)のポリシーを崩そうとはしない様子。ということはつまり一人一アカウントが原則となるので、アカウント数が水増しされることはなくなりそうだが、これまで法人のファンページなどを作成する際に(個人ではなく共同で利用できるように)法人名義のアカウントを作成していたところも多くあったと思うのだが、そちらには影響はでてないのだろうか。今のところ筆者が管理している各アカウントには影響がでていないようだが。
タイミング的に、これは急増している日本のユーザー対策と見られる節もある。果たして、実名VS匿名の対決はどちらに軍配があがるのだろうか。

立入 勝義 (Katsuyoshi Tachiiri) 作家・コンサルタント・経営者 株式会社ウエスタンアベニュー代表 一般社団法人 日本大富豪連盟 代表理事 特定非営利活動法人 e場所 理事 日米二重生活。4女の父。在米歴20年以上。 主な著書に「ADHDでよかった」(新潮新書)、「Uber革命の真実」「ソーシャルメディア革命」(ともにDiscover21)など計六冊を上梓。

1件のコメント

  1. NS
    2011 年 2 月 13 日

    プライベートのアイデンティティと仕事上のオフィシャルのアイデンティティとを持つ人はどうすればよいのでしょうね。 今回の”ページ”アップグレードで、ページのアイデンティティでもコメントを残せたり、他のサイトのいいね!を押せたりするようになったのでしょうか。 以前はできなかったので、不便に思いました。 

コメントは受け付けていません。