Android マーケット用電子ブックプラットフォームがいよいよ登場か

WSJの電子版部門であるAll Things Digital がグーグルの電子出版向け新ソリューションのローンチを報道した。

Android Market Opens Book Store

Now that Motorola’s Xoom, the first tablet to run Android 3.0 Honeycomb, has begun shipping, Google is finally lighting up the e-books section of Android Market.

An outpost of the Ebookstore it launched last December, the Android Marketplace Books is the first of a handful of new offerings expected to make the digital storefront more competitive with iTunes. Two more expected additions: music and movies.

本だけじゃなく、映画と音楽の配信も行い、iTunesと一騎打ちを目論んでいるようだ。
アマゾンが、すでに電子版の売上を紙版よりも大きくしているように、電子出版そのものは北米では伸長しており、日本では逆に混迷が深まっている様子。
もともとの紙本に対する需要とその質が日米では大きく違うということもあり、日本では今後もしばらく「是非」の議論が続くのだろうと見ている。ただ、真似をすればいいというものではないから、じっくり考えて頂きたい。もちろん、世界に打ってでる戦略も重要である。(世界に出るのにガラパゴスというネーミングは頂けないと、個人的には思っているが。発音しにくいし、みんなそんな小さな島のこと知らないし。)

サイトはコチラ

しかしこのサイト、見ればみるほど、どっかで誰かが企画した電子出版サイトとそっくりである(苦笑) シンプル・イズ・ベストと取るべきか、定評のあるグーグルのデザインセンスの悪さを考えて自戒すべきか、悩む (笑) 

立入 勝義 (Katsuyoshi Tachiiri) 作家・コンサルタント・経営者 株式会社ウエスタンアベニュー代表 一般社団法人 日本大富豪連盟 代表理事 特定非営利活動法人 e場所 理事 日米二重生活。4女の父。在米歴20年以上。 主な著書に「ADHDでよかった」(新潮新書)、「Uber革命の真実」「ソーシャルメディア革命」(ともにDiscover21)など計六冊を上梓。