劇団リジョロのブルッシャーを観てきました

かつての部活仲間と20年ぶりの再会!

下北沢は活気の溢れる町である。以前、きたむらけんじさん演出のお芝居を観劇しに行った時にこんな世界もあるものだと驚いたのですが、そこには躍動感があります。
週末には国立新美術館に具体展を観に行ったのですが、昨日(日本時間の日曜日)は高校時代からの仲間の金光仁美君が団長を務める劇団リジョロの舞台を観に行ってきました。
その名も「ブルッシャー

ブルッシャーのチラシ

劇場玄関 劇団リジョロの旗印が
会場は下北沢のGeki地下Liberty

テーマは実際に大阪で会った、大阪城公園に住むホームレス住宅(少し変な表現ですが)の撤去を巡る話。センシティブな話を見事に描ききりました。肉体派がウリなだけあって、アクションシーンも多く、また声も大きな舞台で元気がでます。

心理的な「闇」に襲われる苦しみをもつ登場人物の一人(公園でホームレスと間違えてヤンキーに襲撃される)に対して、周りの人びとが叫ぶ「明日は来る!」という言葉が打ちました。(私自身も、起業で壮絶などん底体験をした時に「夜明け前が一番暗い」という言葉を噛み締めて頑張ったものです)

最後には劇団員の皆さんが揃ってお見送りしてくれます。

団塊ジュニア世代は受験戦争の中で勝ち残るために、牙を抜かれてしまった人が多く、今ひとつ主体的な活動やリスクを取るということができていません。そんな中で、大学を卒業してから東京に出てきて、文字通り体一つで困難に体当りしてきた金光君(ハンドボールと日本拳法両方で一緒だった唯一の友人)の勇姿とリーダーシップを目にすることができて、とても元気になりました。本日(9月3日)までなので、まだ観ていない方はぜひ!

かつての部活仲間と20年ぶりの再会!

立入 勝義 (Katsuyoshi Tachiiri) 作家・コンサルタント・経営者 株式会社ウエスタンアベニュー代表 一般社団法人 日本大富豪連盟 代表理事 特定非営利活動法人 e場所 理事 日米二重生活。4女の父。在米歴20年以上。 主な著書に「ADHDでよかった」(新潮新書)、「Uber革命の真実」「ソーシャルメディア革命」(ともにDiscover21)など計六冊を上梓。